2007年10月25日 (木)

解禁になったので

もういいよー、とお仕事のお話しが解禁になったので、
写真は全然残っていないのですが、
しばらく前にした仕事のお話しなど。

まずは先日ちょっと書いていた、
定期購読の着物雑誌、
Sakura」11月号の第一特集。

何できもの雑誌かというのは私にもよく判らないのですが、
個人的に着物がとても好きで、
フードの仕事の時、着物着ようかなあなんて感じでやっていたら、
それが目にとまったのかなんなのか、
着物雑誌という、いままでにない媒体から取材依頼があり、
11月号の第一特集で「着物でホームパーティー」的な、
おもてなし記事をやらせていただきました。

11月号ですから、着物は当然冬場に着る「袷」という、
裏地のある着物になるわけですが、
撮影は真夏のとても暑い日でした。
朝9時から料理のプロセスも含めての撮影でしたので、
気がついたら汗びっしょり。
私が着ていたのは、汗対策も考えた上で、
木綿の着物を胴抜きといって、背中の部分だけ裏地がない仕立てにした物で、
中に着る物も普通の長襦袢ではなく、
汗を発散しやすいスリップに着物の襟だけをつけたり、
かなりいろいろな工夫をしたものの、
撮影が佳境に入り、実際にゲストが着替えてテーブルに着いたあたりで、
着崩れを着付師さんに治していただいたんですが、衿とかびっしょりで(笑)。
エアコンをがんがん入れて部屋を冷やしても、
撮影用のライトは熱いですから結局同じなんですね。
参加してくれたみんなが扇子でぱたぱたと扇ぎながらの撮影でした。
でも楽しい撮影になりました。
お友達が来て、ごはんを一緒に食べる楽しさや、
おもてなしの心が伝わったらいいなと思います。
食材を提供していただいた、青森県と静岡県の関係者の方々、ありがとうございました。

雑誌の方は定期購読でなくても、ジュンク堂の一部の店舗での販売もしているそうですので、
桜えびごはんの表紙、見かけたら手に取っていただけると嬉しいです。


そしてもうひとつ。
春くらいにかかわったお仕事なのですが、
公開までに時間がかかるため、今まで伏せておりました。

なんと、初めて映画のお仕事に参加させていただきました。

映画は「仮面ライダー THE NEXT」という映画です。
公開は、10/27、東映系で上映です。上のタイトルからリンクしているので、
お近くの映画館を探してみてくださいねー。

まだ暑い頃に関係者のみの試写会に行ってきましたが、
PG12指定と言うこともあり、ホラー的要素あり、アクションあり、
派手なバイクアクションあり、そしてほろっとさせる場面もあり、
とても楽しめる映画に仕上がっていました。
どちらかというと、大人が見て楽しい映画だと思います。
是非足を運んでいただけたらと思います。

私がお仕事として参加させていただいたのは、
V3こと風見士郎役を演じる、加藤和樹さんに
ワインのパニエ抜栓やデキャンタージュを指導するという内容でした。
加藤和樹さんというと、前クールで話題になった「ホタルノヒカリ」にも出演されてましたね。

実際にロケに立ち会うまで、東映の撮影所で一度お会いして指導をさせていただいたんですが、
その前に東映の方とお会いして、パニエ抜栓の手順をビデオに収めてもらい、
それを加藤さんに見てもらってからの指導と言うこともあり、
たくさん練習をしてきて下さったのと、
ナイフの扱いなどが非常に上手で、
どんなこともとても呑み込みが早く、さすが役者さん、と思うことが多かったです。

その後、実際に使う道具などを集めたりしたのですが、
直前にやっぱりナイフはラギオールを使おうよ、と言う話になり、
本番はラギオールを使ってもらったんですが、
本番前、抜いてもらったワインも、思ったよりすんなり抜けて、
緊張する加藤さんに、大丈夫大丈夫、と声を掛けたものの、
実際には抜栓をしなかったんですね。
キャップシールを切って、デキャンターに移す作業のみを撮影しました。
加藤さん自身、きれいに抜いたところを見せたかっただけに、悔しがっていました。
今度は是非、ソムリエ役で出られるようにお願いしなくちゃね、なんて話をして、
ロケ中も、他のスタッフの方や役者さんと和気藹々とお仕事ができて楽しかったです。

加藤さんはとてもキュートで頑張りやさんで素直な、素敵な方でした。
お芝居にしても、歌にしても、とても努力家なんだなあとお話しをしていて思いました。
まだ24歳だったと思うのですが、一杯いろんなことを吸収して、
どんどんいい役者さん&シンガーとして育っていって欲しいなと思います。
……すっかり加藤さんファンです(笑)。まだライブとかは行ってないですが(笑)。

そんなわけで、「sakura」と「仮面ライダー THE NEXT」、よろしくお願いします。

| | トラックバック (0)

2007年2月16日 (金)

気がつけば

今日は昼間仕事を終えてから急遽新宿へ。
取材を受けるためです。
めずらしく、する側ではなく、受ける側。

いろいろとお話をさせていただいて、
ちょっと普段の仕事とは違った雰囲気。
これがどんな風に生きてくるのかは、
後日、関係者さんから、ブログに書いてもいいよー、と、
言われたら書くことにしようかなと思います。
まだ関連のページもウェブ上にないようですし。

場所は旬海だったのですが、
ほかのお客様の邪魔にならないように配慮しつつ、
ワインの抜栓をするシーンのビデオを撮ったりして、
なんか、普段しない経験をさせていただいて、楽しかったです。

で、スタッフのかたとお話をしていたら、
金原くんがやってきて、
「今日、井口店最後なんですよ。送別会やるんです」
というではないですか。
それは参加しないわけには行きますまい。

ということで、お店の前で取材に来てくださった方々と別れ、
すぐ2軒くらい先の焼鳥屋さんへ。

彼女のために、オーナー会社のスタッフや、系列のお店のスタッフ、
そして、お世話になっている酒屋さんまでもやってきて、
軽くお酒を飲みながらのパーティー。

近所にあって、お世話になっていたやまやの男の子も来ていました。
差し入れはこれ。

2007021601

ぐびなまのパロディみたいで笑っちゃったんだけど、
これ、結構美味しかったです。

2007021602

そしてみんなで花束なんかを渡したりして。

この席で、スタッフの皆さんにご紹介をしてもらったんですが、
いろいろと、胸に響くものがありました。

何度も、金原くんや、井口さんが言う、
「井出さんは、師匠ですから。
 いなかったら、どうなっていたか。」
というその言葉を聞いて、
ああ、私は、気がついたら、
そうして人を教える立場になっていたんだなと、
改めて気づかされるのです。

人に何かを教えることで、
自分も教えられることの方がまだまだ多く、
常に研鑽の日々だなと思うのだけれど、
私がここまでこうしてこられたのも、
周りの人の支えや、
私にとっても、師匠といえる人たちがいてくれたから。

今でもそういう方たちには、教わることがたくさんあります。
いや、誰からも、教わっているのだと思います。
本当にありがたいことです。

井口さんはこの店を卒業して、
少し休養をとって、国内のワイナリーを回ったりしてから、
別のお店で働くことになります。
すでに候補はいくつか絞っていますが、
彼女がどんな道をこれから歩んでいくのか、
とても楽しみです。

井口さん、ひとまずお疲れ様。
これからも、ワインって美味しい、と初めて思ったときの、
その感動を忘れずに頑張ってください。

私も頑張ります。

| | トラックバック (0)

2006年11月30日 (木)

ダブルヘッダー+アルファ

急なお誘いで、静岡県東京事務所の試食会へ。
12/18に行われる静岡県フードフェスティバルにちなみ、
飲食店4店舗で静岡県の食材が使われた料理が提供されるとのこと。
今日はその試食会です。
場所は銀座kansei。

ランチタイムに集まったのは、
静岡県東京事務所の方を含め8人。
静岡県の新聞社の方や、農業系の新聞の方に混じり、
お世話になったことのある編集部の編集長だったり、
以前偶然お会いしたことのあるライターさんだったりと、
比較的こぢんまりとした集まりだったので、
リラックスした雰囲気での食事会になりました。

最初に出てきたのは、
富士山麗湧水の養殖マスのマリネ山芋添え

2006113001

なんて言うんでしょう、マスとはいうものの、
ヒメマスみたいな赤みのある身で、
綺麗な水で育ちました、いいえさ食べてます、って感じの、
とても綺麗な味の魚。
それに山芋やパプリカの優しい味が加わります。
一口でぱくっと行けちゃうんですが、繊細で美味。

食べてから、次の料理が出るまでに、
坂田シェフがメインの牛肉を見せてくれました。

2006113002

サシがしっかりはいったA4クラスのお肉だそうですが、
しっかりサシが入っているのにさっぱりしていてびっくりした、
と坂田シェフ。
普段はいわて短角和牛をメインで使っているだけに、
サシの入ったお肉はあまり扱うことがないと思うのですが、
(というか、イタリアンやフレンチは短角和牛を使うところが多いですね)
もっと脂がこってりしているかと思ったらそうではない、と。
ちょっと興味をそそられます。

2006113003

2品目はこのお店のスペシャリテでもある、
トマトのパルフェを使った1品。
トマトと新鮮な野菜のパルフェ キャビア添え。
静岡産の高糖度トマトを使ったものです。
今日の品種は「あめーら」という品種だそうですが、
もっといろいろな品種があるとの話を聞きました。
実際にトマト農家を実家が営んでいる方もいらっしゃって、
「まだまだこれだと甘みが足りないからいまいちだなあ」とおっしゃってました。
フルーツトマトの旬でもある時期なので、
これからの時期品種を変えながら作っていくんでしょうね。

次にスープ。
静岡産・さくら海老のスープ仕立て。

2006113004

カプチーノ仕立ての泡の下には、

2006113005

たっぷりの桜海老。

桜海老というと、春の物というイメージがあると思うんですが、
実は秋も漁期があって、12月はぎりぎり捕れるシーズンなんだそうです。
以前に春と秋では味が全く違うという話を伺いましたが、
(確か秋漁のほうが甘みが強かったのかなあ。ちょっと調べてみますが)
その桜海老がたっぷり楽しめるスープ。
ビスクほど濃厚でなく、さっぱりしている分、
いくらでも入っちゃいそうな気がしますが、
たっぷり桜海老が入っているだけに結構1皿で満足しちゃいます。
知り合いのライターさんは「バケツいっぱい飲みたい」と言ってました(笑)。

2006113006

お魚料理に使うのは伊勢海老。
今日届いたばかりの伊勢海老を見せてくださいました。
皆さんに見せている間、ばっちばっちと動いていたんですが、
カメラを向けたとたん、ぴたっと止まったりしたので、
「お、カメラ目線か?」とか笑われていましたが、
坂田さん曰く、状態が全く築地で仕入れる物と違うそうで、
こんないい物なかなか来ない、という話でした。
やっぱり網元から直接送られてくるってすごいのね。

2006113007

次にもう一品、温かい前菜。
静岡産・原木椎茸とフォアグラのテリーヌ伊豆・天城山のわさび添え。

椎茸とわさびとフォアグラ。
この組み合わせはすごく意外な気がするんですが、
すごく合うことにまずびっくり。
椎茸の下にフォアグラが敷いてあって、
ブイヨンで軽く煮た肉厚の椎茸をのせて、
上に天城のわさびをちょっと。
そこにポートワイン風味のコンソメのジュレがそっとかけられた物。
つなぎ目はポートワインかなあ。
あの香りが椎茸とフォアグラを上手くつないでくれている気がします。

それで、先ほど見せていただいた伊勢海老登場。

2006113008

ここはいわば王道のソースアメリケーヌで。
人参のピュレが添えられています。
実際に食べてみて、ほかで食べた伊勢海老に比べたら、
遙かに身がふっくらとしていて、でもしっかりしまった感じ。
ソースも味噌もすごく濃厚で美味しいです。
また、添えられている2種類の人参のピュレもいい口変わり。

最後に静岡牛のステーキ。

2006113009

坂田さんが言っていたとおり、
あれだけサシが入っていてもくどさがないというか。
普通だと、一切れ食べたら結構ごつっと食べた感じがあるのに、
ぺろっと食べられちゃう感じなんですよ。
気になったのは餌。何を食べているのかとか、すごく気になりました。
さくさくとした歯ごたえもいいし、
久しぶりに育てているところが見たくなりました(笑)。
餌はさすがに教えてくれないでしょうけれど、
たくさん食べられる霜降り和牛という感じかなあ。
でもそれは全然悪い意味ではなくて、
肉の味自体がとても綺麗で、香りもいいんですよね。

あー、書いていたらまた食べたくなって来ちゃった。

と、それはさておき、
食事はここで終わり。

2006113010

最後にデザートで、アーモンドのブランマンジェ。
たっぷりのアーモンドを使った香りのいいもの。

2006113011

ハーブティーを飲みながら少しお話をしていると、
最後のプチフール代わりに小さなクッキー。
こんな遊び心もこのお店の素敵なところ。

実は次の仕事が待っていて、時間がおしていたので、
ご挨拶もそこそこに失礼をして、
とりあえず移動。
仕事を済ませて今日2つめの試食会(?)へ。

夜7時に主任と恵比寿で落ち合い、向かったのは、
恵比寿にある「和韓ダイニング 伍」というお店。
ウェブサイトもありますよ。
http://www.wkn-dining5.com/index.html

お店で直接待ち合わせだったんですが、
最初に、これはきついかも、と思ったのは、
3階まで階段で上る、ということ。
これは3階までお客を上らせる努力をしなければ行けないと言うことですから、
案外大変なことなのです。

久しぶりに落ち合ったのは某広告会社の方。
一度こちらの食事を食べてみてくれないかと誘われていたのが、
今日のランチと重なったわけで。超ハイカロリーな1日です。

お店の内装はかなり凝った感じで、
陰陽というといころをインテリアにも取り入れ、
オープンな感じのテーブル席やカウンターの拡がるスペースと、
個室中心のスペースがあるんですが、
個室はカップルばかりかと思いきや、女性の二人連れが多い。
女の子同士の内緒話に使う感じかなと思ったりして。

2006113012

最初、トレージョのカヴァを飲みながら、
お通しの生湯葉の小鉢を。
コチュジャンで味がつけてあります。
カウンターにライトが入っているので写真が見にくいのはご勘弁を。

お料理はお勧めのものを選んでもらうことにして、
いくつか見繕ってもらいました。

2006113013

まず、お店の名物の、五色のシーザーサラダ半熟卵添え。
キムチ、チーズ、サツマイモ、ひじき、あとひとつはなんだったかな。
韓国料理の「五色」ということにこだわって、5種類の食材を入れた、
オリジナルのシーザーサラダ。
盛りつけもスタイリッシュで工夫されているなと言う感じ。

2006113014

箸袋が箸置きになるデザインの物で、
これがかわいかったりして。
こういうところにすごく凝っている気がします。

2006113015

海鮮チヂミ。
粉の配合がちょっと韓国料理のそれとは違っている気がします。
韓国料理より和食の方を向いている感じが伝わってきます。

2006113016

最近主任はユッケにこだわっているらしいので、ユッケ。
山牛蒡と一緒にサンチュで巻いて食べるようになっています。

2006113017

チーズブルダック、という、
ソウルの若者に人気のあるボリュームのあるメニュー。
コチュジャンで味付けされた鶏肉にとろけるチーズ。
ここだけすっごくある意味ジャンクでごつっと韓国なんですね。
美味しいけど、お店のコンセプトに沿っているかというと、
私はちょっと違っているかなあと思ったり。

2006113018

それで、メインに名物のお鍋。
「伍」旨辛薬膳 火鍋 というもの。
なんと、ダイニングバーでワゴンサービスなのですよ。
今、ワゴンサービスをする店って珍しいですよね。
ホテルくらいだと思うけれど、やってくれちゃう。

2006113019

こんな感じで、ワゴンの上のお鍋にスープを入れ、
食べられる状態まで作ってくれます。

2006113020

これは鍋の具材。
お鍋で豚しゃぶをする感じです。

2006113021

唐辛子がたっぷり入っているので、
相当辛そうではあります。

2006113022

取り分けるのもお店の方がしてくれるのです。
これは女の子のお客さんが多いの、判るなあ。
ホールスタッフは格好のいい子ばかりでしたから(笑)。

それで、豚しゃぶをするんですけど、
想像しているよりも辛さはなく、
様々な香辛料や調味料が使われた、
すごくいい味のスープ。
このスープは作るの、ものすごく苦労されたと思います。
それくらい美味しいスープなんですよ。
ちゃんと「和韓」という言葉の当てはまるスープ。
これは名物って、はっきり言えるものだなあと思うし、
この店でないと食べられないと思います。

2006113023

できあがった鍋。野菜もたっぷりです。
スープの絡んだ野菜がまた美味しいのだな。

2006113024

で、最後に残ったスープで海老麺を。
この麺がまたすごく香りが良くて美味しい麺で、
スープにもぴったりなのですね。

いや、これはヘルシーな感じだし、食べ応えもちゃんとあるし、
すごくいいなと思いましたね。
ワゴンサービスを取り入れているところもいいと思ったし。

いろんな意味でたくさんの問題を抱えているのだろうなと、
お店のメニューを見ただけではっきり判るのですが、
ちょっと工夫をして、名物を作っていけば、
本当にいいお店になるだろうと思いました。
これだけのお鍋のスープが作れる料理人さんがいる店ですから、
もっといろいろな料理が作れるんじゃないかなと思いますね。
是非寒いうちに食べて欲しい鍋の一つだなあ。
女の子は好きだと思いますよ、こういうの。
繊細で品のいい味で、しっかりバランスよく食べられますから。

その後、ご一緒していたTさんが、
「もう一軒行きましょうか」というので、
じゃあ、とすぐ近所にあるタパチョスに。

2006113025

お通しに牛肉のたたき、かな?

2006113026

スペインの赤ワインをデュラレックスのグラスで。
バルだけど、料理はフレンチっぽい。
そこでワイワイとやりながら、いろんな話をする。

2006113027

ソパ・デ・アホを頼んだら、ガラスのコーヒーカップで出てきた。
この辺もちょっとおしゃれっぽい。

2006113028

そしてタパチョス名物の「タパチョス」。
タパスとピンチョスの間みたいな、
タパスをいろいろピンチョにしちゃったみたいなもの。
結構迫力がありますが、食べにくいってことはないのです。
一つずつ外せばいいってだけなので(笑)。

今日のところはここでお開き。
また後日Tさんとはお仕事で会えるでしょうし。

1日中食べっぱなしだったけど、
感動したり、考えることがいっぱいの、収穫の多い1日でした。

| | トラックバック (0)

2006年8月12日 (土)

成長するのは嬉しいこと

今日は仕事でクライアントの所へ。
新宿の「旬海」で試飲と試食。
それから、秋以降のメニューについての打ち合わせ。
秋は、会社の方からお店へ届く農産物が多いらしいので、
それをどう料理するかなどの話も含め、
すぐにオンメニューする料理の試食とか、
差込のワインリストの変更について話し合う。

最近、料理長と、マネージャーの二人は、
めきめきと成長している感じがする。

お店をリニューアルして3年。
客層も徐々に変わってきたし、
焼肉店でしか働いたことのなかった料理長も、
たくさん料理を覚えて、自分なりの工夫を出来るようになったし、
こちらがヒントを与えれば、
いろいろなことを自主的に出来るようになってきた。
初めての試食の時、
「……これなに?」と、思わず訊いてしまうようなものが出来てきた頃が、
今や懐かしいとすら思えるくらい、今は頑張ってます。

マネージャーは、頑張ってワインも覚えているし、
しっかり勉強もしてるし、
アルバイトとしてこの店で働いていた頃に較べたら、
ワインの扱いもすごく上手になってきた。
勉強熱心だし、将来楽しみだなあと思える頼もしい存在。
今月からは、アルバイトの子も連れて、
業者さんの試飲会も積極的に回るように、
スケジュールを調整したりしている。

それで、今日嬉しかったのは、
提案していたものがオンメニューされていたこと。
(まだやってないものもあるけどね)
早速試して、ちゃんとお店で出してたから嬉しかった。

2006081201

それがこれ。
何のことはないユッケに見えますが、
これ、実は塩味。
ユッケといえばタレの甘さと黄身の丸い味、というイメージがあるけど、
そうじゃないものは出来ないだろうか、と思って、
「塩ユッケ作ってみようよ」
と提案したのが先月のこと。
ちゃんと作ってくれました。

食べてみると、これがすごく美味しかったのです。
ちゃんと韓国料理の範疇に収まるものができていて、
決してタルタルステーキとかに寄ったりはしていない。
盛りつけは変更の予定だけれど、
頑張ってくれたことにちょっと感激。
でもって、これが白ワインと意外な相性を見せてくれるのです。
赤も良いけど、白ワインが美味しい。
焼き肉とかの前に食べるものだから、
お酒飲む時の流れとしても、
白ワインに合うというのはすごく良いと思う。

ということで旬海特製「ネギ塩ユッケ」、
美味しいので食べにいって見てください。
たぶん、他では出していない料理だと思うので。

ちなみに先日の、
シャトー酒折の甲州は万能選手でした。
魚介類にもいいし、スパイスの利いた料理も難なくこなし、
焼き肉を食べれば、お肉とタレの香ばしい香りがほわっと口の中に拡がる。
適温はちょっと低めで、8度くらいがベスト。
卓上の温度管理がちょっと難しいワインですが、
きーんと冷えた状態から、
ふわっと香りの出る少し高い温度までいけて、
ここのお店の料理にはぴったりだったので定番にしちゃうかも知れない。

なんだか感慨深かった1日。

| | トラックバック (0)

2006年5月14日 (日)

試作のしすぎ

今日はなんだか体調不良でだらだらしていて、
目が覚めたら夕方という途方もない日で。

でもやることやらなくちゃいけないので、
さっさと試作の準備にかかる。
買い物に行ったら美味しそうなつぶ貝が安かったので、
ともかく買って帰る。食べるものいっぱいあるのに(笑)。

試作したのはこんなもの。

2006051402

こんなのとか、

2006051403

こんなの。

2006051404

これもそう。

ということで、食べたら1品以外はOKなので、
あとはレシピの微調整とか盛りつけをちょっと変えるくらい。

で、あとは

2006051401

煮付けたつぶ貝と、

2006051405

バカの一つ覚えのようにまた山菜の天ぷら(笑)。
だって、コシアブラは天ぷらがいいって言うからさ。
右から、よもぎ、コシアブラ、アケビの芽。

アケビの芽は自己嫌悪に陥るほどのひどい揚げっぷりですが、
それでも、花のような、フルーツのような香りで、
とても美味しいものでした。

2006051406

あと、試作で作ったら美味しかったので、
それ以来何度か食卓に登場している、
鰹のカルパッチョ。
今日は野菜乗せすぎで、鰹が隠れてます(笑)。

でも、結構すぐお腹がいっぱいになっちゃって、
ビールと白ワインは飲んだけれど、
(白ワインは近所で買ったイエローテイルのシャルドネ。今日はそれしかなかった)
食事はほとんど天ぷらを残す始末。
これは、明日の昼は山菜天ぷら蕎麦に決定ってところですか。
明日の夕飯にも出てくること間違いなし。

来週からはちょっと気合い入れて頑張らないとまずいぞ。
仕事、伸ばし伸ばしになってるからね。

| | トラックバック (0)

2005年12月 7日 (水)

うれしいこと。

今日はコンサルをやらせていただいてるお店の試食の日でした。
新しく鍋をなにかメニューに加えたい、ということだったので、
家でも試作したりして。

魚介の鍋は、ブイヤベース(かなり本格的なやつ)があるので、
魚介ではなくて、お肉のお鍋に。
いろいろ考えて、コラーゲンが効率よく摂れそうなものにしてみようかな、と、
そんなようなものを考えてみました。

2005120601

鍋の上に乗ってるゼリー状のものが、固まったスープ。
鶏のスープなんですけど、もみじ(足です)とか手羽先を使ってます。
鶏の中でも、コラーゲンが多い部分。
本当はとさかとかも使いたいところですけど、
とさかだけ出荷している業者さんはないので。
崩れた状態で上に乗っていますが、
実際にお客様に提供されるときには、
お鍋の真ん中にかぽっと丸いのが乗ってる感じになると思います。
追加のスープも、固まった状態のものが出ます。

お鍋のたれもちょっと普通とは違うものを。
アミノ酸やビタミンがたっぷりの、
コラーゲンを摂るときに効率を良くしてくれるものを使ってます。
女性のお客様も多いようなので、こういうのもいいかなと。

他にも前菜を試作していただいたものをチェックしたり、
昨日自分で作ったデザートを持っていって、
サービスの仕方を教えたりとか。

最近は、こうやってメニューを試作してもらって、
確認しているときにスタッフが「美味しい」って、
まじ食いになっちゃうときが一番嬉しいですね(笑)。
あー、よかった、ってちょっとほっとします。
でも、お客様からの反応の方が、もっと気になりますけど。
このお鍋を組み込んだコースを始めるようなので、
これからどうなるかちょっと楽しみです。

リニューアルして3年。
ようやくお客様がオイスターバーとシーフードグリルという認識を持ってくれて、
客層もだいぶ変わったという話がありました。
ワインも出るようになったし、ベルギービールも良く出る。
置いている牡蠣も、ダースで食べるお客様が増えたみたいです。
牡蠣も、他とはちょっと食べさせ方が違ってます。
駅からちょっと遠いけど、よかったら足を運んでくださると嬉しいです。

オイスターバー 旬海

試食を終えてからちょっと買い物なんかをして。
試食といってもそれほどたくさん食べるわけではないので、
夜いい時間になった頃にちょっと小腹が空く。
たまには新しいところに行ってみようかということになり、
西荻窪駅前のマハナタネというダイニングバーに。

2005120602

突き出しで出てきたのは根菜のチップス。
数種類の根菜が入っていて、食べていて楽しい。
他に、薩摩揚げとか、パルマのプロシュートを頼んで、
焼酎なんか飲んだりして。

2005120603

最近西荻窪界隈もこういう店がずいぶん増えました。
こじゃれた感じのカフェや、ダイニングバー。
でもどうしても、そう言うお店の中にお気に入りが見つけられない。
何かどこかが、私にとっては足りないみたい。
やっぱり、戎があるあたりや、
その1本先の柳小路あたりの猥雑な感じが私は好きだな。
生息している人も濃い感じで。
よく考えると、そう言う店ばかり、中央線沿線は行っている感じがするな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月10日 (木)

明日に備えて

今日は試作でした。明日スタジオ撮影なので。
使ったことのない道具で料理をしてみる、というもの。
作るのは、割と普段と変わらない簡単なもの。

昨日のお昼頃、どーんと家電類が届いて、
今日、鋳物の鍋が届きました。
それを使ってクリスマス向け料理。
あと、前菜を少し作って、
明日スタジオで火を入れられるように簡単な下準備をする。
というのも、料理の撮影よりも、
商品の撮影の方が圧倒的に点数が多いはずなのと、
商品撮影に引っかからないように料理を済ませてしまいたいし、
その家電を使ったりしたイメージカットも撮影する予定なので。

今日はその、お鍋を使った料理をしてみて、
あとはサラダを作る。
ふたりとも仕事が忙しいから、今日はさらっと済ませよう。

2005111001

サラダは、セルバチコとクレソンとトマト。
レモンとオリーブオイルのシンプルなドレッシングで。
セルバチコはあんまり辛味が強くなかったかな。

2005111002

届いたオーブンとお鍋で作ったのは、
雛鶏と野菜のロースト。
蓋開けてから蒸気が延々上がっていたので写真が撮りにくかった(笑)
いたってシンプルにココットで火を通したもの。
ぼんやりペコロスの皮をむいていたら、
鶏の皮目を焼き過ぎちゃいました(^_^;)。
明日はこういうわけには行かないので慎重にやらねば。

でもねえ、このココット、すばらしくいいわ。
無水調理が出来るタイプなので、少しオイルを引いただけで、
野菜とお肉の持つ水分だけでスープが出る。
軽く塩胡椒をしただけなのだけど、すごくシンプルに食材の旨みが出る。
やっぱり鋳物のお鍋はいいよなあ。手入れも楽だし。
重くて場所はとるけど、簡単に美味しいものができちゃうのがいい。
このお鍋、買い取ろうかと思ってます(笑)。

2005111003

何も考えずに1日仕事をしていたので、
旦那さんが近所でワインを買ってきました。
イタリアのシャルドネ。樽は強くなく、軽くなく。
ちょっと冷たくすると美味しい。苦味も強くてサラダとよく合うし、
鶏とも好相性。
栗のラベルが可愛らしいね。

明日は朝からスタジオに入って撮影。
結構バタバタしちゃうのかも。
今日は英気を養うために早めに寝るとしますか。
おっと、今日使った調理器具や家電をダンボールにしまわなくては。
一緒に持っていかないと行けないからね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

うちのごはん | おすすめサイト | お仕事:取材後記 | お取り寄せ | お総菜・お弁当 | ともだちのごはん | ひとりでおうちごはん | イベントその他 | インスタント・レトルト食品 | キッチン用品 | コンサルティング:試作 | スイーツ | テイクアウト | デリカテッセン | デリバリー | ファーストフード | 仕事:フードコーディネート | 仕事:レセプション | 仕事:取材後記 | 仕事:撮影 | 仕事:試食会・試飲会 | 報告その他 | 外ごはん:おでん | 外ごはん:お祭り・屋台 | 外ごはん:その他 | 外ごはん:そば | 外ごはん:イタリアン | 外ごはん:エスニック | 外ごはん:カフェ | 外ごはん:スペインバル | 外ごはん:ダイニングバー | 外ごはん:トルコ料理 | 外ごはん:バー | 外ごはん:ビアパブ | 外ごはん:ファミリーレストラン | 外ごはん:フレンチ | 外ごはん:ベーカリーカフェ | 外ごはん:ランチ | 外ごはん:ロシア料理 | 外ごはん:ワイン | 外ごはん:ワインバー | 外ごはん:中国料理 | 外ごはん:丼屋 | 外ごはん:和食 | 外ごはん:天ぷら | 外ごはん:定食 | 外ごはん:寿司 | 外ごはん:居酒屋 | 外ごはん:沖縄料理 | 外ごはん:焼き鳥 | 外ごはん:焼肉 | 外ごはん:韓国料理 | 病院食