なんだかよくわからないんですが、忙しいのです。
たいした仕事はしていないんですけどね。
ちょっと家事もさぼり気味だったり。
ちょうどホームパーティーをした日が折り返し地点くらいな感じで、
月末こそ予定が少ないものの、
あれやこれやと細かい用事が毎日入っていたりして。
やりたいことややるべきことになかなか手が回らないのに、
なんだか妙に疲れちゃったりして。
昨日は結局お友達との飲み会には出かけず、
家で適当に一人ごはんだったのですが、
今日は今日で、必要な物を買いに外へ出たりして、
なんだかだるいので、夕飯は外へ。
いつものように西荻窪のしんぽへ。
さすがに金曜日なので、1階はいっぱい。
そこでちょうど空いた2階の座敷に通してもらう。

座敷っていうか、ロフトみたいな感じになっていて、
入り口ははしご。
私はこの席で酔っぱらって、あのはしごを下りる自信はないな(笑)。
なんかレトロな雰囲気がほっとする感じ。
テーブルも、よく古い旅館の宴会場で使っているような、
塗りの折りたたみの座卓を使っていたりして。

照明もこれと、1階用のライトがある感じで、
ほの暗い感じもなんだかいい。

そして座敷の奥に開いた小窓。
上からキッチン丸見えです(笑)。
でもここから料理やお酒を受け渡しするという、
ある意味合理的なスペース。
そこから顔を出した新保さんが、
「これ、ありがとうございました。」
と1枚のFAXを見せてくれる。
私がこの間インタビューを受けた、
日経ホーム出版社の取材の件だった。
「うち、あんな本に出ちゃっていいんですかね?」と言われましたが、
全然いいんです。我が家の普段使いですから。
毎年出ているらしい、
「日経ベストレストランガイド」に、
私、なぜか出していただくことになりまして(笑)。
それで、私が先方に出した、
お気に入りのお店の中にこの店が入っているんです。
しかし、なんで私ごときがと、非常に不思議でならなかったのですが、
(何せ「仕事で活躍する女性が選ぶとっておきの店」がテーマですから)
まあ受けられる仕事は受けておこうという感じで。
ポートレートなんて撮影されちまいました。
一番やせていた頃より4周りくらい体がでかくなっているので、
ご存じの方がみたら相当びっくりすると思いますが(笑)。
(病気したら太っちゃったんだよー(泣))
真夏の暑い中、撮影用に木綿の着物を着て行ったんですが、
汗をかいたせいもあって、ひどいくせっ毛の私は、
整えた前髪もくりんくりんになっているに違いありません。
まだこちらに原稿の校正などは回ってこないので、
もうしばらく出るのは先でしょうが、
日経新聞の読者の方に配られる冊子なのだそうです。
見かけた方はご覧くださいませ。
と、それはさておき。
今日のお通しはなすの揚げ浸し。

でもって、まずはバスを1杯。

ちなみに旦那さんは、昨日仕事関係者と食事に行って飲み過ぎ、
ほとんどお酒が飲めず(笑)。
まあそんな日もあります。

今日のお刺身盛り合わせ。
マコガレイに地だこ、中トロ、小柱、ミル貝、いくら醤油漬け。
そろそろいくらのおいしい季節になってきましたね。
今日はミル貝が旨すぎ。

そしてまた頼むほや酢。
今日の方が小振りではあるけれどおいしいね。
そろそろシーズンも終わりかなあ。

小やりいかの煮付け。
こっくり甘辛い味がほっとする感じ。
料理が出てしばらくしてから、
下のカウンターが空いたからどうぞ、というので移動する。
私は清酒など頼みつつ飲んでいると、
隣に「ここいい?」と一人、おじさんがやってくる。
どうやら常連さんらしく、
「この間俺大丈夫だった?」みたいな話をしている。
まあ、よくあることです(笑)。
そのおじさんは祭り半纏を着ていたので、
すぐに吉祥寺のお祭りに行っていたのだと気がついた。
というのも、昼間買い物に行っていたのは吉祥寺だったので。
かなり賑やかな感じだったから、
本当なら旦那さんを呼び出すのもいいかなと思ったのだけれど、
そんなときに限って携帯電話を忘れてきていたりして。
それで、そのおじさんとしばしおしゃべり。
そうしたらこの人が非常に面白い人で。
なんでも、お祭りの世話役をしているらしい。
お名前を聞いたら「じゅんちゃんでいいよ」という。
もう古くから吉祥寺に住んでいる人で、
バウスシアターの本田さんや、高田さんのことなど、
いろんな人のことをよく知っていらっしゃる。
吉祥寺の話を交えつつ、お祭りの話をしたり。
というのは、私の祖母が浅草生まれの浅草育ちで、
うちの母も浅草で生まれ育ったので、
私は子供の頃、毎年三社祭に連れて行かれていたので。
御神輿は神様が入っている物だから上から見ちゃ行けないという話とか、
昔の人なら知っているようなことを、今の人は知らない、と、
じゅんちゃんは嘆いていたりして。
着物や浴衣を誂えるという話や、履物屋さんの話といった、
昔ながらの物がどんどんなくなっていくことを、
じゅんちゃんは憂いていました。
確かに西荻窪も、前にあった履物屋さんがなくなったり、
昔ながらの着物屋さんがお店をたたんだりして、
なんだか寂しい思いをしていたけれど、
それは西荻窪のことだけではないのだものね。
このあたりの話も、私の生い立ちに関係することが多かったなあ。
うちは祖母が和裁士だったし、
母は銀座のクラブで働いていて、
着物を着るのは毎日のことだったので、
着物を誂えて、季節が終わったら洗い張りに出すとか、
草履や下駄の鼻緒がゆるんだら履物屋さんで締めてもらうとかいうのに、
子供の頃から接してきたので、普通のことだと思っていたし。
でも、着物を着る人が少なくなった今では、
知らない人の方がきっと多いんだろうなあと思ったり。
そうそう、うちの大叔父さんの話もした。
大叔父さんは有名な渓流釣りの竿師だったらしく、
亡くなったときに「竿残ってないの?」と親戚全員から聞かれるような人だった。
(それもひどいような気がするけど(笑))
じゅんちゃんとは渓流釣りの話なんかもしたんだよなあ。
伝統的な古い物の話とかって、確かにできない時代になってきたのかもしれないなあ。
話に夢中だったので、
このとき食べていたものはなんにも撮影してません。
白魚の唐揚げとか食べたりしましたが。
じゅんちゃんとはここでお別れ。
明日お祭りに行く約束をして、
その後ミルチへ移動。
じゅんちゃんはミルチのバブのことも知っていて、
今イスラム教徒に対して差別が起きていることも憂いていたっけ。
すごく素敵な人で、出会えてよかったなあと思った次第。
ミルチへつくとアシャが開口一番、
「ちょっと、この間メイル放置プレイしたでしょ」
ごめんよー。ベンガルキュウリが届いたってメイルくれたんだよね。
でもさ、忙しくて来られなかったのよ。

なんか店を改装するらしい。
今こんな感じだけれど、
ちょうどテレビのある左側の、店の中央のところに、
2階への入り口の階段を持ってくるらしい。
2階、テント風でなんだか可愛らしいんだよなあ。
一度も行ったことがないんだけど(笑)。

ということで、ビールを頼んでベンガルキュウリ。
今日のはベストコンディションとのことで、
実際、すごくみずみずしい感じ。
酔っぱらって電話しちゃった近所の方、ごめんなさい。
あまりにおいしかったのでもしお時間があればなんて思ってしまったので。
そしてホワイトボードに書いてあった、
はじめてみるメニューを頼んで出てきたのがこれ。

秋刀魚のサラダらしい。
サラダというよりは、リエットみたいな感じ。
バングラでは白身魚で作ると言っていたような。
これがなかなかおいしいのでした。

最後にサグマッシュルームとごはんで終了。
ちょいと飲み過ぎたかな。
たぶん飲み過ぎ。
話が楽しい夜は、どうしてもお酒が進んでしまうのです。
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