2007年11月10日 (土)

初体験の屋形船と新橋のディープな夜。

今日はある意味、長い長い一日。
でも充実した良いお休み、という感じかな。

酷い雨降りだったけれど、着物を着て品川へ。
今日は友人でもある弁士さんが、
屋形船で活弁映画の会をやるというので遊びに行ってきました。
活弁も初めてなら、屋形船も初めて。

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外はあいにくの雨だけれど、船は予定通り出発。
お台場の辺りを出て、レインボーブリッジを横に眺めながら沖の方へ。

お昼なので、幕の内弁当が付いていたりします。
あけてみると、おつまみたっぷりな内容だったので、
当然のようにビールを頼んで。

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お弁当を食べ終わる頃に、映画が始まります。
映画は「続水戸黄門」の讃岐編と、「雷電」の2本。

初めてだったけどすっごく面白くて、楽しかったです。
また見たいなあと思ったし、
年末に向けてたくさん公演があるのと、
チケットが安かったりするので、足を運ぶ機会が増えそうです。

船を下りると雨が上がっていて、
近所のお寺の、虚空像菩薩さんのお祭りなのだと言うことを聞いたので、
ちょっと街を歩いてみる。
旧東海道沿いには古めかしい建物のお店などが建ち並んでいて風情もあるし、
歩いていて楽しかったな。
ついでといったら怒られそうだけれど、
すぐ近くが相方の父方のお墓だったので、
お墓参りに行ってみたりしてから、
銀座へ移動。
というのも、夕方から友だちと食事をする、というか、
飲みに行く約束をしていたので。

そうしたら偶然、ミキモトのクリスマスツリーの点灯式にばったり。

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点灯式そのものは初めて見たので、楽しかったですね。

その後ウインドウショッピングをしてから、
友だちと落ちあって、
8丁目にあるアントワープ・シックスへ。

なんか、友だちの勤めるオフィスに届くフリーペーパーに出ていたらしく、
それを持っていくと、オンタップのベルギービールが5種類試飲できるというので、
行かない?と誘われたのでした。

店内はビアカフェと言うにはちょっと気取った雰囲気。
入り口で食事か、飲むだけか聞かれて、
食事する人は奥のテーブルに通される感じ。

で、試飲です。

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左から、ヒューガルデン、レフブロンド、レフブラウン、ベルビュークリーク、ステラアルトワ。
やっぱりなんだかんだ言って、ヒューガルデンは旨いなーと思いつつ、
日本のラガービールに慣れた人にあわせて、
ステラアルトワとかおいているところが新橋寄りって感じだなあと思ったり。

それよりこの小さいヒューガルデンのグラスが欲しいなと思う今日この頃。
これ、かわいいよね。

フリテンのソースが異様にたくさんあるのにびっくり。
個人的にはマヨネーズがあればそれで十分なんだけど、
色々おいちゃうところもまた場所柄なのかなと思ったり。

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ムール貝の白ワイン蒸し。
デミサイズでこの量。

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女の子二人ならこの量で十分だね。
そしてまた、この鍋が欲しいと思ってしまう自分(笑)。

それからちょっと軽く、鱈のブランダードなんかつまんで。

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そのあとに、東八野菜のサラダ。まあ温野菜って感じですか。
でもこの野菜が美味しいんだなあ。

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野菜の山の中に生姜のまん丸い飲みたいのが入っていて、
それがものすごーく美味しかったんだけど、
ふたりでなんだろうねって話していて。
相方に「キクイモだったんじゃない?」と帰ってから話してようやく気づいた次第。
キクイモ、いつも生で食べちゃうから気がつかなかったー。

その後、友だちがガード下行ってみようか、と言うのでそっちの方に。
ところが目当てのお店は土曜日と言うこともあって閉まっていたり早じまいで、
うろうろしていたら、怪しげな店の入口を発見。

なんか、店自体は2階にあって、
のぞき込むと、階段の上にスツールとカウンターが見える。
何とも昭和な雰囲気のその店を、何だろうねと覗いていると、
どこかのおじさんが降りてきて、
「予算いくら?2000円?」と訊く。
2000円で飲めるのか?と思いつつ、
半ば拉致られるように店内へ。

店内は思ったより広く、
いわゆるカラオケスナックっぽい雰囲気。
入り口で私たちの手を引っ張ったおじさんはただのお客さんでした(笑)。

そんなわけで顔が見せられないこともあり、
ちょっとぼやけた、雰囲気の判りそうな写真を。

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土曜日なのでお客さんもまばらな上に、女の子は少ないんだけど、
どうやら平日は女の子がたくさんいる、
昭和な雰囲気の気さくなスナックで、
もうこの場所で60年もやっている名物スナックなのだとか。
お店の名前は「こだま」。
80歳を超えたママさんが良い味出してます。
隣のおじさんのいいちこの水割りを奢ってもらったりなんかして、
12時の閉店までカラオケうたわせられたりと、なんだか想定外の展開に。

でも楽しかったけどね。

そして酒豪の友だちは、更に飲みに行こうというので、
相方に電話をし、どこかこの時間に空いている店はないかと聞いてみると、
グラヴィティがあるじゃない、と言われる。
あ、そうだね、と電話を切って、グラヴィティへ。

もともと友だちのテリトリーが新宿近辺なので、
新宿で飲んでいると思っていた相方は、
まだ新橋にいるというのをきいてちょっとびっくりしていたようだけど、
迎えにいくよなんて珍しく言ってくれたりして。

そしてグラヴィティでカクテル2杯。

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このあたりでお酒の酔いが急に回ってくる。

というのも、昼間屋形船に乗る前に、乗り物酔いの薬を飲んだからで。
乗り物酔いの薬というのは、お酒を飲むときにも効いてしまうのですよ。
全然酔っぱらわないんだけど、
薬が切れる頃になると急激にお酒が回ってくる。
そのせいかしゃっくりが止まらなくなり、黒酢をショットグラスにもらって飲むハメに(笑)

たくさん飲んでたくさん遊んだけど、楽しかった1日でした。
しかし、スナックこだまの忘年会に誘われたけど、行くのかなあ。
友だちは行くって言っていたけれど……(笑)。

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2007年7月26日 (木)

ドライブ、そして招集。

昨日はまたカメラを忘れちゃいましてね。
っていうか、SDカードが入ってなかったんですけども(笑)。

で、今日は良いお天気なので、寝坊したけどちょいとドライブに。
行き先は葉山の森戸海岸。
海水浴をするわけではなく、ビーチグラスやら瀬戸物を拾いに。
キャンドルホルダーも作りかけだし、自作の壁掛け時計をそれで作りたくて。

久しぶりに森戸までいったんだけど、
有名なビーチサンダルやさん、げんべいは、
片方がげんべいグッズでいっぱいになっていました。
それだけ売れてるってことでしょうが、あまりの種類の多さにびっくり。
色々買って散財してきました(笑)。

ビーチサンダルに履き替えて、
海辺でビーチグラスを拾って、
少しだけ、膝くらいまで海に入る。
海にはいるのなんて何年ぶりだろうとか思ったり。

帰り道、おなかが空いたので、
江ノ島の方まで行ってちょっと食事。
「結構こんな名前だけどちゃんと美味しいんだってば」
と相方に言われて、
「マイアミ貝新」という店に入る。
何故にマイアミ(笑)。

生しらす丼ありますかと訊くと、
1人前しかないというので、
普通のしらす丼と半々にしてもらう。

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しらすは本当にたっぷりのっていてすごく美味しい。
次々お客さんが来て、慣れた人は「定食まだありますか」なんて訊いていたり。
定食も今度食べてみたいなあとか思ったりして。


渋滞の中帰って、自宅でのんびりしていると、携帯電話が鳴る。
「そろそろ引っ越し疲れが出てきた人ー、
 冬瓜入りのソーキ煮たからおいでー。」
ということで、琉球から招集(笑)。

仕事を片付けて吉祥寺へ。

店に行くと、招集を掛けられたのは私たちだけではなかった模様(笑)。
郁美ちゃんの友だちなんかも来ていたりしてカウンターもすぐ満席に。

まずはニガナの白和えと、

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やっぱり今日煮上がったばかりのクーブイリチー。

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なんとなく、やっぱり疲れていたのかあまり強いお酒を飲む気分になれず、
シークワーサーと四季柑のジュースで割ったりして。

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ニンジンシリシリ。

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人参の県民1人当たりの消費量が沖縄って日本一なんですってね。
沖縄の子に訊いても、人参を食べない日がないっていうくらい。
大概このニンジンシリシリとか、チャンプルーには必ず入っていたりとか、
何かしら食べているらしいのです。
ちょっと意外ですよね。

そして最後に招集の種、ソーキ汁。

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上に乗っているのは夕顔の実。
夕顔と、冬瓜が今回は入っているらしく。
それぞれ味も食感も違うから楽しいね。
もちろん汁もソーキも旨いのです。

最後に少しだけ、五穀米のマースおにぎりを食べて終了。

なんだか元気になったよ。
明日から頑張れるかな。

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2006年12月23日 (土)

鍛えるだけじゃなく、たまにはね。

そろそろクリスマス。
というか、今日くらいからみんなクリスマスモードかな。
我が家も、ローストにするための丸鶏を受け取り、
明日は1日お料理して、家でかんたんにクリスマスをする予定。

それで、今日はジムのクリスマスパーティーでした。

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近くのイートインがあるお総菜屋さん、
KIKUのお総菜と共に、持ち寄りのお料理やお菓子が並ぶ。
私も2品ばかり、簡単な物を持って行きました。
なんていうの、今日覚えれば明日使えますよ的なもの(笑)。

パーティーの最初に、
アシャがベリーダンスを披露してくれたのだけど、
ベリーダンスってやっぱりエロいですね。
(言葉が悪いですね。すみません)
すごく挑発的でエロティック。
一緒に習おうよといわれたけど、
ジムだけで精一杯なので今は無理かなあと(笑)。

で、みんなでワインをあけてささやかなパーティー。
人数は少なかったけれど、
ジムの会員の方々やスタッフの方と和気藹々と。

最終的に私が最後まで残ってほぼ軟禁状態でしたが(笑)。
でも楽しかったですね。ふだんできないいろんな話ができて。

それで、いずれまたご紹介すると思うのですが、
写真の中央奥にキッシュと共に並んで写っているもの。

これ、チーズケーキでして、
ジムの受付スタッフの方のお母さんが得意とする物。
今日はスタッフの方が焼いたのですが、
お母さんの作る物は全く違うらしく。
でもね、すごく美味しかったのですよ。
とても懐かしい味。
ノスタルジックで優しいふんわりとした味で、
レモンとチーズのいい香りがします。

このチーズケーキのすごいところは、
レシピがない、ということ。
材料は至って普通ですが、
作り方を訊くと「適当」と答えられてしまうとか。
でも、そうしてできあがったお菓子がすばらしく旨いのだそうで。
それって、気候にあわせて、目分量で調整がきくってことですよね。
何度も作っていないとそうはいかない物。
ましてお菓子ですから。
本来ならすごく細かくレシピが決められているはずが、
分量から混ぜ方から「適当」ですから。

本物が食べてみたいです。

そのお母さん、いずれこのケーキを、
お店で売るのが夢なのだそうです。
最近パン作りも始めたそうですが、
こちらはまだまだ、ということですが、
きっとその人のことだから、
「適当」な感じでパンが焼けるようになるんだろうなあ。

クリスマス前の、思わぬ贈り物というか、
ちょっとした感動をいただきました。

もし販売が始まったらこちらでお知らせしたいと思います。

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2006年8月28日 (月)

収穫の多い1日

しっかりと朝早く起きて、
掃除やら洗濯やらこなした後で、
お昼過ぎには支度をして試飲会に出かける。
最近試飲会に顔を出していなかったからすごく久しぶり。

前から旬海のスタッフに、
時間がとれるなら積極的に行っておいた方がいい、
という話をしていたのだけれど、
ようやくその機会が出来た、という感じで。
今日はマネージャーをしている井口さんと、
彼女がいないとき、ホールを仕切っている佐藤くんが二人で。

今回はトリンバックの試飲会だったので、
19アイテムのほとんどが白。
試飲会自体も初体験だし、
ドライなワインしか扱ったことのない彼女たちには、
ヴァンダンジュ・タルディヴなどの極甘も初体験。
なんでもそうして、経験をしておくのはとても良いこと。
19というのはかなり少な目のアイテム数ではありますが、
(1~2時間で120とかはザラなのです)
それでも初体験の二人には結構しんどい数だったようです。

試飲会会場の1階でお茶を飲みながら反省会。
どんなことをチェックすべきか、などを話す。
でもね、面白いなあと思ったのは、
ワインを飲みつけていない佐藤くんのテイスティングシート。
ものすごく素直な感想が書かれていて、好感が持てたというか。

色の見方や香りについての、
お勉強になりそうな本の話をしておく。
目安として自分の中に取り入れておくことは結構大事だから。
私自身は、いわゆる「ソムリエ用語」的な言葉で、
ワインを説明する必要はないと思っているクチなので、
(特に醸造家と話していると同じ香りでも知っていることと違うことが多いし)
どうしてもと要求されなければ長々したコメントなんてしないけれど、
自分の感じた香りや味の印象を、
自分の言葉で語ることはすごく大切だと思うのです。
そのワインの良いところを探して、
それを自分なりに判りやすい言葉で相手に伝える。
どうしたらお客様が美味しそうと感じてくれるか。
それは綺麗なコメントをする事ではないんだよね。
そういうのってコンテスト用だろうから、
コンテストに出るようになるのなら、必要かも知れないけれど。

しかしながら、佐藤くんは天然なので、
入口でもらったテイスティングシートを、
アンケート用紙だと勘違いしていたようです(笑)。
そんなところもまた可愛らしいのでした。

いろんな話をした後で、時間がかなりあいていたのもあって、
どうするか考えた末に、
プランタンの地下のワイン売り場に行ってワインを見たりとか、
店で使えそうな食器を売っている店を回ってみたり。

その後、うちの主任と、料理長の金原くんも合流して、
岩井食堂にて勉強を兼ねて食事会。
前から金原くん自身が来たがっていたこともあり、
かねてからの念願を果たす格好。

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まずはお薦めのベルギービールを。
旬海にない銘柄だけをチョイスしてそれぞれ頼んで回し飲み。
私が飲んでいたのはブリガン。
金原くんが飲んだウエストマールのトリプルはすごく美味しかった。
早速仕入れることに決めたらしい。

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この店の名物の自家製クリームチーズ。
今日はレーズンがないので、オランダから届いたサラミを添えて。
岩井さん曰く
「チーズって買うと高いでしょう。
 色々試してみて、自分で作るのが一番いいと思って。
 それはすべて、コストを下げたい、ということもあってね。」
とのこと。
フードコストや、料理の価格を下げるために、
手間暇はかけましょうよ、ということ。
すごく良いことだと思うな。

ベルギービールは程々にして、
(とはいえ佐藤くんは後半、ベルギービールに切り換えるのだけど)
頼んだ料理をイメージしながら、
ワインリストを見て、どれにするか、井口さんと相談をする。
彼女もソムリエを目指しているので、
少しずつでもそういう勉強をしていかないと。

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選んだのはボーヴィニャックのヴィオニエ。


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そのあとさっと出てきたのは、さんまの薫製。
薫製の作り方を金原くんが教わる。
その場で簡単にできてしまうこの薫製は、
あの店の調理場でも十分できるだろうし、
メニューにも取り入れやすいと思う。
それでまた、これが美味しい。
上に振った七味唐辛子がいい感じ。

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自家製コンビーフが気になるねってことで頼んだら、
グラタンにして出してくれた。
ヴィオニエとの相性もばっちり。

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これまた名物みたいな、玉葱の岩塩焼き。
とてもシンプルだけど美味しい料理。

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それじゃあ赤にしようか、ということで、
モンペイルーのキュヴェOR。
あまりスパイシーすぎないものを、というチョイス。

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トマト美味しいけど食べる?といわれて、
出てきたトマトのグラタン。
生で食べるといまいちなんだけど、火を通すといけるんだ、
ということで。
熱々のトマトでちょっと火傷しそうになりながら。

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さらにおしゃべりをしながらまだまだ飲んじゃう。
ローヌ系品種以外ということで選んだ1本。

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そしてまだまだ食べちゃう。
ソーセージの煮込み。デミグラスソースで。
なんだかほっこりするような味。

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佐藤くんが好きだというので頼んだオムレツ。
食べかけだけど(笑)。
ふわふわで美味しかった。

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パンチェッタのソテーとガルバンゾ。
旬海でもパンチェッタは自家製にしているけれど、
レシピが違うから当然味も違うわけで。
こうやって厚切りにして食べるおいしさも、
彼らは初体験。

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前から食べたがっていたオイルサーディン。
大きいのをごつんと出すのがいい感じだよね。

この後にパッパルデッレを食べてます。
綺麗に写真が撮れてなかった(笑)。

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最後に鶏の丸焼き。
なんて言う鶏だったかな、週に2羽限定の鶏。
香りが良かったな。

岩井食堂って、すごく体力のいる店だなあと毎回思う。
料理も美味しいし、お酒も安くて美味しいから、
つい進んでしまうのと、
岩井さんの話があまりに面白すぎるので。
世界の料理ショーならぬ、
荒木町の岩井ショー的な雰囲気があって、
それがまた楽しいのだけれど、
長時間一緒に喋りながら料理を食べたりすると案外体力を使うのです。
なので、すごく好きだけど、
頻繁に来られない店ではあるかなあ(笑)。

さんざん飲んで食べて、酔っぱらって、
新宿駅まで行ってお開き。
でも収穫の多い1日になったと思う。
金原くんからも良い話が聞けたし、
ホールの二人とも、いろんな話が出来たので。

ちなみに新宿の旬海ではこのふたりがお店で待ってます。

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左がマネージャーの井口さんで、
右が佐藤くん。
二人ともまだまだ若いし、勉強熱心でがんばりやさんです。
遊びに行ってあげてくださいな。

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2005年12月 2日 (金)

時にはファミレスに。

うちの近くは割とファミレスが多い。
でもそんなに使うことは多くないかなあ。
時々、仕事で一杯一杯になって、食事をするのが夜遅かったり、
食事に時間をかけていられなくて、外に出ていないときに、
一番近くにあるサイゼリヤに行くことが多いくらい。

サイゼリヤ、以前はワインリストが豊富だったから、
仕事が夜遅くに終わってから行って、
居酒屋代わりに使ったりもしてましたね。
前は確か、20種類近くワインがあって、価格帯も2000円くらいまでで、
サラダとか生ハムをおつまみにして飲むのも悪くなかったんだけれど、
今は種類が少なくなっちゃったのがちょっと残念かな。

その代わりなのかなんなのか、
最近はシーズンメニューを取り入れるようになっているみたいですね。
時々旬の野菜を取り入れたメニューなんかを差し込みのメニューでやってますけど、
今日はその中にブイヤベースがありました。
ちょっと面白そうだから頼んでみたり。

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このお店のメニューの中では多分一番高いメニューなので、
家族連れにとってはちょっとしたご馳走かも知れません。
たしか、ガーリックトーストのセットがあったような記憶が。
写真を見ていただくと判ると思うんですけど、
どーんと魚介類も入ってる。

スープがなかなか美味しいです。
ガーリックトーストのセットがあるのは、
アイオリを使ったりする代わりなのかな。

不思議なもので、ここでデキャンタの白ワインを飲みながら、
仕事の話をしていると、
何故かすごく良いアイディアが浮かぶことが多いんですよ。
飲み食いに集中してないからかも知れないんですけど、
でも、ファミレスとかも、ヒントになることはたくさんありますね。

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2005年10月29日 (土)

失敗は続く……。

ブレーキをかけ損なうこと、2日目。
今日も電話を取ってモニターの時計を見たら8時だった。
そうそう、今日は8時を過ぎるようだったら、
先にひとりで食事をしようと思っていたんだった。

結局そんな風だったので、身支度をして高円寺へ向かう。
行き先はラス・メニーナス。
しばらくジョンの顔も見ていなかったし。

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ちょっと写真暗いけど、これカウンターの上の壁面。
お客さんが食べ終わったあとのハモンの足の所を、
たくさんぶる下げてある。

今日はなんと、赤ちゃんを産んでそんなに経っていないのに、
たえちゃんと赤ちゃんが来ていた。
混んでいたので、赤ちゃんの顔は拝みそびれました。
たえちゃん、出産1週間後にフラメンコのレッスンに行ったらしい。
タフすぎる。ちょっとびっくり。

最初に蛸のガリシア風でマンサニージャ。
お祝いくれたからねって、ジョンがお皿にチョリソーを載せてくれる。
カウンターでは、お祝いにとベガ・シシリアが開いていた。
しかもデュラレックスのタンブラーで、スタッフで飲んでいる。
そのあたりが、日本人とは違うなあと思ってしまう。
そう言う感じが私は結構好き。
最高!とかいいながら、それを飲みつつ料理を作るジョンの左腕には、
たえちゃんの妙の字と、娘のローザちゃんの名前から取った、
綺麗な薔薇のタトゥーが早速入っていた。

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他のお客さんが頼んでいたのが美味しそうだったから、
私も食べるといってお願いしたトマトのサラダ。
すごくシンプルで、スライスしたトマトの上に、
ドライトマトとハーブをオリーブオイルで和えたものと、
クリームチーズをホイップしたものを載せてある。旨い。
グラスで白ワインを飲みつつ、今日はドライトマト入りのパンがあったので、
そんなのをつまみながらお喋りをする。

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赤ワインを頼んだらでてきたのは、
マルケス・ディ・ムリエータ・イガイの99。
なんか懐かしい銘柄だなあ。
ソムリエ取る前に働いてた店で、よくこれのオールドヴィンテージを入れてた。
そのころ結構出回っていたんだよね。

当然だけれど、さっきまでベガ・シシリアを飲んでいたジョンは、
これはいまいちと言っていたけれど、
そりゃそうだ、順番が逆だって(笑)。
でも、このワインもいいワインだと思うけれどね。安いし。

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最後に牛すね肉と豆のシチュー。
あれものせちゃえ、これものせちゃえとばかりに、
ちょっとエスニックな香りのサラダやホイップしたクリームチーズがのせられる。
なんだか、田舎の定食屋のごはんみたい。
それをシチューに混ぜ込みながら食べる。これがまた旨い。
赤ワインも進む。
牛すね肉ってやっぱり煮込むと美味しいんだよなあとか、
そんなことを思いながらひたすら食べる。

今日もお酒は控えめにして帰る。
明日もまだまだ忙しいのは続くから頑張らないと。

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2005年10月11日 (火)

青森づくし

今日は、旦那さんがたまたま仕事で関わったりしてお世話になっている、
青森県PRロケーションセンターの食事会に行って来ました。

今回のテーマは「青森シャモロック」という、
横斑シャモと横斑プリマスロックを交配した鶏。
青森シャモロックづくし、と題して、会席をいただいてきました。
使われているのは全て青森県産の農産物。
出されたお酒もお水も青森のものでした。

まず、入口でご挨拶をしてから、1階に展示されている物を見学。
当物菓子といわれる、いわゆるくじ引きして食べる駄菓子とか、
青森特産のお漬物が綺麗に盛りつけられていました。

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最初に目に付いたのは、一番右に写っている、八戸駄菓子の「焼酎菓子」。
直径3センチほどの飴なんですが、
丸ごと口に入れないと大変なことになります。
これ、いわゆるボンボンで、中に焼酎が入ってるの。
口の中で周りのお砂糖がぱりんとはじけると、
米焼酎の香りが広がります。
美味しいからってたくさん食べると酔っぱらいそう。
……っていうか、これ「駄菓子」というからには、
子どもが食べるんだよな、とかも思ったりしたわけですが。

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当物菓子はその場でくじを引かせてくれます。
閻魔大王が書かれたレトロな紙に小さく引っ張れるように紙が貼ってあり、
それをめくると裏側に「親」と書かれていました。
親、というのは大きい方を指すそうで、言ってみれば「あたり」。
食事前にさすがに大きいのを食べるのはまずいだろうと思い、
小さいのをいただいてみます。

薄い綺麗な形をしたものは「大王」という駄菓子で、
白あんに色を付けてあるもの。やわらかい口当たりで美味しい。
駄菓子というには、あまりに綺麗で豪華なので、
お茶菓子にでてきそうな感じなのに、
大きいのを当てるために子どもが買う物だったんだそうで。

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左側に写っている、見た目さつまいものお菓子は、
「いも当て」というお菓子。
これも当物で、くじを引いて、大きいのを当てるもの。
中は白あんで、周りがドーナツ生地。なんか懐かしい味。
右のは八戸駄菓子のうさぎ玉というお菓子。
あんこときなこを練って水飴でお化粧してあるお菓子で、
これもすごく懐かしい素朴な味です。

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お漬物は「津軽漬け盛」と言われるもので、
大きなお皿にカラフルに盛りつけてあって綺麗。
思いの外食べてみると塩気は強くなくてあっさりしてる。
試食させてもらったのは赤カブのお漬物と、
「梅干し」という、梅をしそで巻いた甘いお漬物。
この梅干し、すごく美味しくて、あとを引く。もっと食べたかった(笑)。
お茶請けとか、お酒を飲むのにぴったりの味。
旦那さんは無論食べられませんが。

そのほかにもパネルの展示とか、ハーブ園で育てているハーブが生けてあったり、
隣の部屋には革製品や漆器、裂き織り、剪定ばさみがありました。
この剪定ばさみがすばらしくって、ものすごく軽くてなめらか。
剪定ばさみはワイナリーのお手伝いでずいぶん使ったことがあるけど、
普通にワイナリーの人が使っている物とは感触が全く違う。
手の大きさに合わせてひとつずつオーダーで作るんだとか。

2階のお部屋に移って、食事会が始まります。
テーブルにはニッカのシードルドライとミネラルウォーター。
お酒は菊駒の純米。

私たちのいた隣のテーブルには有名な料理研究家の方々がいらっしゃいました。
ちょっと神経質そうに見えたりとか、
非常に熱心に、食材に関するメモを取っていらっしゃった。
あれくらい真面目にやらないとだめなんだろーかと思ってしまう。
それに比べ、私のダラけっぷりときたら。
メモなんか取らず、資料にもその場では目を通さず、
ひたすら食事とお酒でしたので……。
なんか、熱心に食材とそれにまつわる地域のお話を聞いてらした。
他の地域の食材もそうだと思うけれど、
青森の食材や前出のお菓子なんかには素敵なストーリーがたくさんあるのです。
それは長くなるのでまた後日。

まずは冷えたシードルを飲みつつ、
懐石盆の上にでている先付と前菜をいただきます。
先付(左側)は手羽と初雪たけオイル蒸し 香り野菜いろいろ黒酢、
前菜は、胸肉アピオスロール、もも肉燻製、皮コチュジャン酢味噌和え。

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初雪たけというのも新しい茸だそうで、
白い、というより、少しグレーがかかった色をしていて、
ナメコのようにとろんとしたぬめりがあり、香りも豊か。
アピオスはちょっと前に健康食材として話題になりましたけど、
あ、こんなに香りが良かったんだっけ?と思いました。
胸肉は蒸してあると思うのだけど、思いの外しっとりとやわらかい。
胸肉ってぽそぽそしがちなんだけれど。
もも肉の燻製は桜のチップとりんごの枝で燻製をしているそう。
桜だけだと香りが強くつきすぎるから、りんごの枝をいれるんだとか。

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ちょっとピンぼけしてますが、お刺身。
右が笹身昆布押し 青南蛮とろろ醤油
左が笹身松の実たたき香り酢味噌季節野菜添え。
昆布押しは、昆布で押してある分旨みもついてるんだけれど、
なんていうのか、香ばしい香り。昆布が香ばしいんだな。
それを青南蛮(青唐辛子の事ね)と長芋を細かく切ったのが入った、
お醤油につけて食べるのだけれど、
このつけだれがなかなか美味しい。
一緒のテーブルにいたSさんの奥様が、
「お素麺とかにかけて食べたい」といっていたけど、
夏場そうやって食べたら美味しいだろうなと思う。
他にもわさびや南蛮味噌が添えられていたので、それでも食べてみる。
やっぱりつけだれで食べるのが美味しいかな。
でも南蛮味噌は好きだな。青唐辛子の入った味噌です。
これ、ごはんにつけて食べたり、おにぎりの具にすると美味しいの。
松の実叩きは酢味噌と松の実がきいていて美味しい。

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その後お凌ぎで、
紫黒米一口鶏飯、笹身握り寿司・山葵・芽葱、
そぼろ軍艦巻・酢取り茗荷・絹さや、
小かぶ梅サラダ。
この中で印象に残ったのは梅サラダかな。爽やかな味。

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そのあと、焼き物の前にお鍋がでてくる。
ちょいとでる順番を間違えちゃったみたいだけど、それはご愛敬。
まほろば鍋というお料理で、胸肉とつみれ、内臓が入ってる。
つみれには枝豆が混ぜてあるのだけど、食感が楽しい。
天然の舞茸が入ったとのことで、それが入っていたけど、
天然の舞茸はやっぱり美味しいねえ。
スープが濃厚で美味しくて、
津軽森なんばという地元特産の唐辛子を挽いたものをちょっと振って食べる。
津軽森なんばは、香りが良くて、あとからじんわりと辛くなってくる感じ。

スープの話をしていたときに、
思わず「足が美味しそうですよね、足先」とか言ってしまった。
いわゆる「もみじ」ですね。台湾料理なんかにでてくる。
私は揚げたのより、茹でて豆板醤入りのソースをつけて食べるのが好きだけど。
いいスープもとれそうだし、一石二鳥じゃないですか、とか、
すぐそうやってがっついたことを言ってしまう。
でもやっぱり足先は、販路に回ってくる段階で落とされているそうで、
流通していないんだとか。もったいないよなあ。
……もったいないから落とした足先送って欲しい(笑)。

焼物は、もも肉塩焼き、
乙女にんにく紅葉揚げ、りんご彩香蜜漬け
もも肉の塩焼きは、梅肉の乗ったものと、南蛮味噌が乗ったもの、
レモンが添えてある物の3種。写真取り忘れちゃった。
冷めていたのがちょっと残念だけど、ちゃんと炭火で焼いてある。
しっかりしているけど、シャモほど歯ごたえが強くなく、
かといって普通の鶏ほどやわらかくもない。
筋肉の繊維が細いのがよくわかる。
意外と、骨付きのもも肉を煮込んだりするとおいしく食べられそうだなあ。
いいスープも出そうだし。それこそこれからは水炊きとかで。
乙女にんにくは、芽が出ていて、根も付いている状態で揚げてある。
でもこれが香りがやわらかくて美味しかった。
りんごは彩香という品種で酸味が強いタイプ。
これを蜜に漬けてあるのだけど、これが口直しにぴったりの絶妙な味。
こういう味の果物は大好き。

途中職員の偉いかたがお酒を注ぎに回っていらした。
菊駒はちょっと固くて閉じている感じだったけど、
質実剛健という感じで、海産物が欲しくなる。
特に烏賊とか、帆立の干し貝柱とか。
そんな話をしたら「塩辛に合うんですよー」と言っていた。
田酒もそうだけど、塩辛とか、
塩気と旨みの強いものに合うお酒が、青森は多いのかな。

2005101111

酢物です。
胸肉とりんご彩香の千種和え
長芋・菊・みず瘤・いくら・りんごみぞれ酢。
時々作るんだけど、りんごと長芋って相性が良くて、
千切りにして酢の物にして和えたりするとすごく美味しいのだけど、
今日いただいた酢の物はみぞれ酢なので、
長芋によくからんですごく美味しかった。
菊やみずの瘤(山菜のみずの瘤の部分です)も、季節感があっていい感じ。

2005101109

最後にシャモロックのスープで、
「ねばりごし」という名前の小麦を使ったラーメン。
青森の麺消費率は全国一だそうで、特にラーメンをよく食べるんだとか。意外。
スープが濃厚な鶏の風味で美味しかったです。

2005101110

最後に水菓子で、りんご2種類。
手前が彩香、奥が北紅というりんご。
北紅はまだ開発されたばかりの品種で、4~5年したら市場にでるそう。
かなり甘い、蜜入りのりんご。
私は酸と甘味のバランスのとれた果物が好きなので、
彩香のほうが好きだなあ。
最近見かけなくなった茜とか凄く好きだったんだけどな。
あれ、蜂蜜入れてシャーベットにするのが好きだった。
酸っぱい果物は、日本人はあんまり好きじゃないのかな。
そんな話をしていたら、職員の人に、
「わー、酸味のある物が好きって言うのは果物通ですね」とか言われてしまった。
いや、おそらくワイン造りの現場に出入りしていたせいでしょうね。
なんでもバランスが大事、とか思うのは。

その後シャモロックを実際に品種改良していらっしゃるかたなどのご挨拶があり、
ちょっとばかり質問をする。
シャモロックは交配した種をそのまま増やしていく「F2」といわれるタイプではなくて、
「F1」と言われるタイプ。原種を掛け合わせたものだけを生産している。
平飼いで面積あたりの数も少ないから、当然だけれど数は少なく、
まだまだ大々的に流通できるほどの量ではないらしい。
だから玉子も同じ。玉子美味しそうだけれどね。
玉子自体の大きさがいわゆる「MSサイズ」と小さめな割に、
黄身の分量が多くて濃厚なんだそうだ。

旦那さんが、最後に鶏の品種改良をしている西藤さんに話していたのだけど、
今東京のレストランで人気のある国産地鶏やブレスの鶏は、
黄色い濃厚な脂を持っているものが多くて、
シャモロックにはまだそれがないのがちょっと残念。
そういったら、西藤さんは、
「凄く参考になります。これからも頑張ります。」って話していた。
原種自体の品種改良をどんどんやっているらしいので、
これからが楽しみな鶏だなあと思います。
……っていうか原種食べてみたい(笑)。
実際に生産現場も見てみたいな。
今は鶏インフルエンザの影響があるから、外で平飼いは出来ないのだけど、
それが出来るようになって、餌が良くなったら最高だろうなあ。
でも、濃厚なスープが取れることだったり、
胸肉でもぱさつかずしっとり感があるというのは特筆できる点。
筋繊維が水分を保持しやすい特徴があるんだそうです。

帰りに職員のかたがたにご挨拶して帰る。
最後に焼酎菓子もらっちゃった。これ、取り寄せきかないらしい。
途中で壊れちゃうからなんだろうなあ。
買いにいけって事ですかね、八戸まで。駄菓子をめぐる旅も楽しそう。

いろいろと資料をもらって、見てみて思ったけれど、
青森の特産品で興味のある食材は凄くたくさんある。
たとえばかたくちいわしの焼き干しだったり、
特産品でもあるりんごを使ったお酢だったり、
お味噌や津軽森なんば、ねばりごし小麦。
実際に使って料理をしてみたいなとつくづく思ったりする。

終わって出たらもう夕方。
今日はお腹いっぱい食べてよく飲んだから、
夕ご飯は軽くつまむくらいにしておこう。
明日の撮影は延期になりそうだけど、明日も試飲会がある。
ちょっと英気を養わなければね。

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2005年10月 7日 (金)

迎え酒

物音がして目が覚める。
いつの間にかテレビがついていた。
時計を見るともうお昼近い。
横には旦那さんが少し苦しそうに寝ていて、うっすらと目を開けた。
ひどい頭痛とだるさ。喉が痛む。
枕元に転がっている爽健美茶のペットボトルにそのまま口をつけ、
ごくごくと気が済むまで飲んで、ぐったりと体を横たえる。
頭がくらくらしている。

昨日は飲みすぎた。
久し振りにメーターを振り切るほどはしゃぎすぎた。
鎮痛剤を飲もうと、昨日持っていたバッグを探す。
ふらふらとトイレの方に行ったら、何故か冷蔵庫の扉の前に置かれていた。
玄関を振り返れば、靴が脱ぎ散らかされている。
相当酔って帰ってきたことが、よくわかる。

布団の上でだらんとしながら、
スポーツドリンクがいかに体に対して浸透スピードが速いのかを体感しながら、
昨日のことを振り返ってみる。

もう10年ちかく前からつきあいのある友達が、
ワイナリーに転職したいという相談をしてきたのはつい最近のこと。
元上司の醸造家に連絡を取り、事の次第を説明して、
色々と相談できないかと、ふたりを引き合わせることになった。

場所は高円寺。行きつけのスペインバル「las Meninas」。
オーナーのジョンとたえちゃん夫妻にベビーが生まれたばかりなので、
吉祥寺でプレゼントの小さなベビー用のクマのぬいぐるみ4体(色違い)を買い、
あちこち行っていたら、待ち合わせの30分前に、
元上司から電話が。もうついちゃったみたい。
慌てて高円寺の駅に向かい、改札前で落ち合う。
髪がずいぶん伸びてるくらいで、本当に変わりがない。
会ったのは何年ぶりだろうか。3年ぶりくらいかな。

先に店に行って、サングリアを飲みながら、
このところの国内ワイン業界事情やら、造りの話などを聞く。
あっという間に30分が経ち、友達を今度は駅まで旦那さんが迎えに行く。
程なくしてやってきた彼は、こざっぱりしたサラリーマンという感じで、
以前と変わらない笑顔を投げかけてくれた。
結婚式の時、旦那さんが司会をしたっけ。
今や彼も2人の男の子のパパだ。

彼とはワインを通して知り合った。最初はメーリングリストで。
実際に会って一緒に飲むようになって、
「頑張れ日本のワイン会」で国内のワイナリーを一緒に回ったり、
畑の手伝いをしに行ったり、よくしていた。
以前から海外のワイナリーで働きたいという話をしていたけれど、
本当に転職する、という話をするとは思っていなかった。
だって、もう結婚して家庭があるから、なかなか事情もゆるさないだろうと思っていたし。
だから、ワイナリーに転職するといっても、
農大で醸造学勉強したわけでもなければ、経験も全くない、真っ白な状態。
ただ、彼はとてもワインが好きだし、努力家なので、
きっと一度始めたらいいワインを造るようになるんだろうなと思っている。

延々とワイナリーの話やら何やらをしながら、
今後の転職のことについて話をする。
こういう業界なので、今造りの真っ盛りだし、就職の情報が動き始めるのは11月以降。
造りの経験もないから、もし可能であるのなら、
春の仕込みを経験してから秋にもどこかで一度研修するのはどうかという話になる。
国内のワイナリーの場合、冷凍葡萄を使った物や、
海外の生果を輸入してきたものを春に仕込むケースが結構あるから、
まずはそこで経験をしておくのもいいだろうと。
そうして造りの経験をしてから、新規立ち上げのワイナリーに就職するのが、
もしかしたらいいんじゃないか、という話になった。
中小のワイナリーに就職することで、経験のないまっさらな状態に、
変な癖がついてしまうこと自体がとてももったいないと思うからだ。
国内のワイナリーは、考えたら当たり前のことが当たり前でないところがたくさんあるし、
それぞれのワイナリーに、造りや栽培の面でも癖がある。
どちらかというと、良くない癖。
せっかく経験なしではいるなら、いい癖を身につけていった方がいいに決まっているのだ。

また後日、話が動き出したらメイルのやりとりをしよう、という話になり、
元上司は自宅のある栃木へと戻っていった。
明日は朝から山形へ出張だと言っていた。
シーズン中ということもあるけれど、相変わらず忙しそうだ。

そうして話をしているうちにお酒は進み、
最初に飲んでいたサングリアのジャグなんて当然空っぽで、
フィノを1本空けたあとだった。
食事には、リカールの香りたっぷりのパテとハモンセラーノ、
魚介がたっぷり入ったパエージャ。

2005100701

元上司が帰った後、今度は旦那さんの打合わせ相手が入れ替わりでやってきた。
映画製作会社のプロデューサーさんと作家さん。
私たちはさらに白ワイン、赤ワインとボトルを重ねつつ、
旦那さん達は仕事の打合わせ、私と友達はワイナリーの話をずっとしていた。
ともかく飲んで食べて、ちょっと場所を移そうと言うことになり、
近くにあるワインバー、ボジョレー村へ。

途中「きむち」の鄭さんがお店を閉めているところに出くわす。
声を掛けて挨拶をして、今度はいつも行く古着屋さんの女の子に声を掛ける。
友達が「このへん知り合い多そうですね」と笑う。いや、実際多すぎるくらい多い。
路地を抜けて、店へたどり着き、ぎりぎり席を確保して、何を飲むか相談。

2005100702

友達が黒板からすかさず見つけた、ユベール・リニエのシャンボール・ミュジニィ2000年。
ユベール・リニエ、息子さんが継いだのに息子さんアルコール中毒でお休み中なのね。
2000年は、お休み前の貴重なヴィンテージ。
苺やミントのようなキュートな香りと酸味。
6人で飲んだからちょうど1杯ずつだったけれど、
もっともっと飲んでいたいワインだった。

2005100703

ワイン、1本飲んでなんぼだと私は思ってるの。
1杯1杯、同じボトルでも時間が経てば表情が変わるし、
最初から最後までちゃんと飲みきることで、
その造り手の意図したことが全てわかるような気がして。
だからグラスワインとか、切り売りはあんまり実は好きじゃない。
実際にグラスで飲むことも多いけれど、
本当はボトルで腰を落ち着けて飲みたい方。
グラスワインを並べてあれこれ試すのは、試飲会の時だけでいいやと思う。

その後、ジスクールのセカンドだったと思うけど、
それを誰かがオーダーして開けて、そのあとマスターが勧めたボルドーを開けて。
ブルゴーニュとボルドーは品種が違うから当然かも知れないけれど、
味の向かっていくベクトルが全く違っていて面白い。
友達はボルドーの方が好きだって言ってたなあ。
私はどっちだろう。比べられないな。両方好きだし、みんな好き。
それぞれの個性を楽しみたい欲張りなんだろうな。
それにしても、よく飲んだ。

その後友達はタクシーで帰り、
残った4人は自宅が近いもんだから、
「カラオケいっちゃうか!」とか言って、すごい久し振りにカラオケに行った。
朝まで歌ってしまいましたよ(笑)。
ビール飲みながら、途中、すごくすが入ったプリンを食べたりなんかした(笑)。
みんなでこんな風にはしゃぐのも、たまには悪くないよね。

2005100704

で、起きたらこのていたらく。
3時くらいまでだらだらしていたかなあ。
その後、メイルの処理をしたり、ちょっと仕事をしたりしてから、
夕方これを書くために写真の整理をして、
(って話に夢中でほとんど写真撮ってないわけだけど)
ようやくお腹が空いたものの、やる気がないので、
適当に残り物やあるもので食事を作る。
旦那さんは果敢にも以前の仕事関係者と飲みに行くということだったので。

2005100705

メニューは筑前煮の残りと茗荷の甘酢漬け、お茶漬け。
いつもお茶漬けというと、
最近は梅干しと細切りの汐吹昆布にお醤油を垂らしたのが定番なんだけど、
今日はちょっと気分でとろろ昆布と鰹節も入れたりなんかしてみた。
ごはんは発芽玄米。
とろろ昆布入ってるのでさらさら、とは行かないけどかきこむ。
なんだか体が休まるごはん。

ごはん食べてこれを書いていたら旦那さんから電話があり、
用事が済んだからこれから待ち合わせ、という話だった。
私もその人と1年以上会っていなかったから、久し振りに会いたくなって、
お酒やごはんではなく、人に釣られて外に出る。

西荻窪のしんぽで迎え酒。
もうすでに、お刺身の盛り合わせやらなにやら頼んで、
ふたりは日本酒を飲んでいました。
この店、お魚が美味しいから通う店です。
お刺身もそうだけど、焼き魚がすごく美味しい。
なかなかあそこまで家庭では美味しく焼けないからなあ。
今日は突き出しが鯖寿司。すてきすぎ。美味しかった。
お酒は、ビールがお腹におさまる感じじゃなかったから、
玉露のロックをいただく。
「いきなり焼酎なの?」と聞かれたのだけど、
ちびちび行きたいときはこれが私にとっては一番なのだ。

2005100706

あれこれちょっとずつつまませてもらって、
焼酎は1杯ちょっとで移動。
今日は大きな椎茸の焼いたのが美味しかったな。

移った先はミルチ。店主自ら「カレー居酒屋」と呼ぶ店。
バングラディシュ人のバブさんと奥さんのアシャがふたりで切り盛りしている。
柳小路という昔の赤線をそのまま残したような通りにあるのだけど、
この通り、昔は古くさいスナックばかりだったのが、
ハンサム食堂っていうタイ料理屋が出来てから、
エスニックで個性的なお店がたくさん出来た。ミルチもその一つ。
深夜3時まで開いていて、夜中でも美味しいカレーが食べられる。
そこで今日はカレーをつまみにラムラッシー。
常連の友達が数人来ていて、ひとりはかなり出来上がっている上に、
3日後が誕生日ということで妙な方向に盛り上がっていたりしたけど、
今日会った人は「新宿のゴールデン街みたい」といっていた。
確かにゴールデン街の若い人版かもなあ。このあたり。

ラムラッシー、名前の通りラムをラッシーで割った物なので、
飲んでいるうちになんとなく体の調子が良くなったりして(笑)。
気がついたら、二日酔いは何処へやら。
お店の写真を帰りに撮ろうと思っていたのに、
外に出る頃には土砂降りで、忘れて来ちゃった。

でも明日は休もう。飲みすぎた。
確か来週も予定があったはずだから。気をつけなくちゃ。
あ、10日は仕事で試食会に行く予定もあったんだった。
来週は試飲会も待っている。

今日は早めに寝て、この連休で衣替えをしたい。
秋だし、もう長袖じゃないと、寒いからね。

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