2009年3月 6日 (金)

引っ越しします

酒鬼道のblogを、amebablogに引っ越しすることにしました。

http://ameblo.jp/chu-qui/です。
どうぞ、いらっしゃってくださいね。

酒ごはんの話以外にも、いろいろ書いていく予定です。

ただいま、書き下ろしの単行本の構成で四苦八苦中。
がんばりますよ~(^_^)。

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2009年1月 3日 (土)

世界で二番目に好きなラーメンや

たぶん、日本で一番好きな、あるいは世界で一番好きなラーメンやは、西荻窪の「はつね」だ。

はつねは、先代のおやじさんも好きだったけれど、先代の娘さんの連れ合いさんが継いで、味も仕事も変わらないが、若々しい、切れのあるラーメンになって、これも大好きだ。

先代の仕事は、醤油ラーメンにすべてのエッセンスが凝縮されて、大盛りでもなく、ワンタン麺やチャーシュー麺でもなく、醤油味のふつう盛りのラーメン一杯を、何も足さず、そのままいただくのが正しいあり方だった。

今のご主人は、日本料理の出だというが、味の見切りや塩梅が若々しく、思い切りがいい。個人的にはタンメンがベストかなあと思っている。

雑誌には出ない店なのだ。先代の、もう亡くなられた連れ合いさんは、一度山本マスヒロさんが無断で書いたことをひどく怒っていたし、江口寿史さんがマンガで描いたのも、あま り快く思っていなかったので、ぼくがここに書くのは、今のご主人もあまりいい気持ちはしないだろうけれど、mixiにコミュもあるくらいだから、まあいいや。

化学調味料も使っているし、なんの変哲もないラーメンだけれど、しみじみと、深い。

ラーメン好きの間では賛否両論あるが、これは「好み」の問題で、僕はここのラーメンが大好きだ、というだけの話です、はい。

で、二番目に好きなラーメンやというのがあった。

これも、やはり西荻窪の店で、イラン人のアリさんがやっていた「龍みちのく」だ。

ある日、突然店を閉め、噂ではイランに行ったとか、昔から言っていたように、連れ合いさんの故郷に行き、温泉ラーメン民宿を始めたとか、噂がいろいろあった。

「西荻ゐき」経由で、うまく連絡がつながって、電話番号はわかったのだけれど、一度留守電に連絡いただいただけで、こちらからは連絡できていなかった。

アリさんのラーメンは、、ひとつには「矢作」という油そば。これが、胡椒をきっちりきかせて、なんとも旨い。

つまみで頼むメンマも、黒こしょうをきっちりきかせてあって、ラーメンやその具材に対するアプローチが中東的なのだ。スパイスで素材の味と香りを複雑にしていくという手法は、非常に面白い。

アリさんはムスリムではないのだろうか、豚もOKなので、豚骨系のラーメンもある(今はどうかわからないけれど)。

だが、白眉なのは、やはり醤油ラーメンで、なにしろスープは野菜の味と香りがたっぷりなのだ。これが旨い。

そのアリさんが、なんと阿佐ヶ谷で店を出したという。

さっそく行かねば。

来週あたり、昼間にでも行こう。

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今年もよろしくおねがいます

三が日も過ぎつつあり、みなさんもそろそろお正月気分から抜けようかとなさっているかと思います。

ぼくは、仕事のしすぎがたたったのか、年末は風邪っぴき、31日からやっととれた三日間の休暇は、ずっと寝ていました。

31日は買い物だけして、1日、2日はずっと家におこもり。風邪を治すべく、お参りにも行かずに寝正月です。

今日から、昨年から手伝っているイヴェント系の仕事。単行本の企画書や、マンガ関連の仕事の企画書もそろそろ書き始めて、今年は走ろうと思います。

年男で24歳になるので(をい)、少しはがんばらねば。ね。

昨年は、ちょっとフード関係の仕事が減って、あんなこんなであがいていましたが、今年からは、また少し食べ物のあれこれを書いていく仕事が増えると思います。

しかし、世の中の景気を見事に反映して、また紙媒体の売れ行きが不調なこともあって、1年くらい離れていたフードジャーナリズムの世界はものすごいことになっています。

編集者たちはしたり顔で「いやあ、もうwebで次々情報が出てしまうから、勝てないよね」とか、「この不況で真っ先に使わなくなるのは、雑誌にかけるお金だもんね」なんて言っています。

つきあっていた雑誌はどんどんなくなったり、規模縮小をしたりと、出版界はたしかに大変です。

でも、それは物事の一面でしかなくて、最低限暮らしていかなければならないのは確かだけれど、それでもほかの仕事をしながら行けばそのくらいは何とかなるはずで、ぼくは今年は食べ物のことを書く、という世界にどっぷりと浸かってみようかと思っています。

webだろうが、雑誌だろうが、必要とされている情報、深い情報をきちんと出していくことで、しっかりと「仕事」にしていかないといけないと思っています。

いえ、もちろんwebに多数ある情報がすべてだめだといっているわけではなく、むしろ今は「作り手、食べ手」の一時情報があるのでそれはすごいことだと思っています。

しかし、そんな時代の中で、ぼくのような「物書き」ができることといえば、きちんとものを見ること、それを自分の中で消化し、新しいものを生み出すことだと思っています。

去年は、少し外食からも遠ざかった僕ですが、それはちょっと「公式に当てはめて生み出したような店」が増えてきて、ランク付けも「ミシュラン」が出て、それがいきなり金科玉条のようになってしまったフードジャーナリズムの世界が厭になったという理由もありました。

今年、最初の料理は、お雑煮。

母から送られてきた、いささか頼りないつき加減の餅を焼いて、シンプルに鰹と昆布でだしを取り、かしわとほうれん草、結び三つ葉と柚子のトメですまし仕立てで作る雑煮です。

はて、これが本当に我が家の雑煮だっただろうか。

母方は栃木、父方は東京です。

けれど、ちょっと違ったような気もします。高校卒業まで、10年ちかく富山県で過ごしたので、そのときにぷっつりと雑煮の記憶が途切れているのですが、最終的に、一番おいしいと思える雑煮がこれかもしれません。

本当は餅は炭で焼くのですが、ことしは少し手を抜いて、オーブントースターで。最近のオーブントースターは1300wくらいあって、パンなら3~4枚は焼けます。かなりいい感じで焼き物ができるので、肉を焼くときも、水蒸気オーブンレンジがあるのにもかかわらず、こちらをつかったりします。

でも、やっぱり炭がいいですね。2ランクくらい、味が落ちると思います。

でも、風邪で体調が思わしくないので、なるべく体力を使わず、それでもおいしいものを。

外国人の友人たちと、年明けに雑煮パーティをやるぞ、と約束しているので、炭はそのときに。

かれらは炭で焼いた餅を食べたことはないとおもうので、炭の力に驚いてもらうことにしましょう。

さて、今年はどんな酒ごはんLIFEを過ごせるでしょう。

このblogも、酒のこと、食べ物のことだけではなく、日々のことも書いていこうと思います。

ことしも、てげてげで行きましょう。


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2008年10月15日 (水)

手塩のレシピ、塩梅のレシピ

Ryouri01 本当に、ほったらかしですいません。

あれこれ、頭の中で考えていることがあって、実際の仕事に結びついていないのが諸悪の根源です。

いや、諸悪の根源は、自分なのであって。

「料理本」というのは、レシピ(ルセットとも言います)を載せるのが当たり前でして。

でも、料理家の方々は口癖のように「でもこれは標準的なもので、ここからバリエーションをつければいいのよ」とおっしゃいます。

それは嘘で、本当は、そのレシピで作らないと、その方の作る料理の味にはならないのです。

というのも嘘で。

じつは、そのレシピ通りに作ってもその方の料理の味にはなりません。

火加減。

調味料を入れるタイミング。

包丁の切れ味。

材料の状態。

すべて異なるからです。

僕が、料理本のお手本としているのは、「暮らしの手帖社」から出ている「吉兆味ばなし」です。

吉兆を開かれた、故湯木貞一さんのお話を、編集者の花森安治さんが聞き語りでまとめた本です。

この本には、さまざまな料理のお話が出てきます。けれど、いわゆるレシピはほとんど出てきません。もちろん、材料の話、何かが煮上がる瞬間を見極めるような、いわゆる「コツ」や「ツボ」は出てきます。

けれど、量に関しては、きわめて曖昧なままなのです。

料理雑誌の編集者と話していると、「主婦はレシピ(分量)をほしがる」と言います。

だから、どの雑誌でも、レシピを求められます。

けれど、これは嘘で、料理雑誌を読みながら料理を作る方は、おそらく同じ(ような)材料を揃えることもしないでしょう。なぜなら、料理雑誌で仕事をしていると、編集者は必ずと言っていいほど「その食材が手に入らないときの代替品は?」と聞いてくるからです。

それは、料理雑誌の編集者が「読者はろくな料理なんて作っていないんだ」とたかをくくっていることの証明に他なりません。

だから、ぼくの相棒は、料理のレシピだけを求められる仕事をしたがりません。これが、仕事の幅を狭めているのは間違いなく、レシピを入れようが作り方を入れようがぼくはかまわないと思っているのですが、そこから拡がる「料理を作る楽しさ」が伝わればいいと思うし、「食卓を囲む楽しさ」を伝えられればいいと思っています。

日本には、手塩という言葉があります。塩梅という言葉もあります。

じつは、ぼくは梅干しが苦手なので「塩梅」をいう言葉は避けて通っているのですが、それでもこの言葉の中にある含蓄はとても深いものあると思っています。

作りたいなあ。

手塩のレシピ、塩梅のレシピを記した、レシピ本。

それは、きっと料理を作る楽しさを伝える本になると思います。

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2008年7月 7日 (月)

オーセンティックバーが好きだ

みなさま、お久しぶりでございます。

このところ、とんと食がらみの仕事をしていなかったので、すっかりご無沙汰です。

と言っても、先月末(いや、今月頭かな)には、日産のオーナーズマガジンで能登取材をしたり、先日は雑誌「商店建築」で対談をしたりと、それなりに「生存証明」だけはしているわけであります。

物書きというのは、不自由なもので、依頼主がいないと成り立ちません。

けれど、依頼主の言うとおりに書いたからと言って、面白い記事が書けるとも限らず。

そのバランスを取っていくのが、大変でもあり、楽しくもあるわけです。

ぼく自身は、いろいろ画策をしております。

夏過ぎ、秋くらいには、ちょっといろいろなところに顔を出せると思います。

お楽しみあれ。

さて、最近、渋谷にいることが多かったのですが、先日、久々に「コレオス」というオーセンティックバーを訊ねました。

蒸し暑い日だったので、一杯目はモヒート。

と頼んだら、止まり木にいる酒鬼が二人、揃いも揃って、モヒートでした。

というのも、この店のマスター、大泉さんは、昔から「今月のおすすめ」と、月替わりでPOPを作って、お客様にお勧めしているのです。

で、今月のおすすめが「モヒート」でした。

面白いのは、大泉さんは、スタッフが作るも日^徒を横目に見ながら、ぼそぼそとつぶやく。

「ミントを入れすぎなんだよなあ。まぐさじゃないんだから……」

彼は、たおやかな味わいのモヒートが好みなのです。

最近は、きりっと仕上げて、ミントを際だたせる作りが主流です。
それにもの申すようにぶつぶつとつぶやく。
けれど、「直せ」とは言わない。
スタッフを信用しているのです。
カクテルは、バーテンダーによって味が変わります。
そして、いいバーテンダーは、客によって味を変えます。

その「押し引き」をするのが、オーセンティックバーの愉しみのひとつです。

往々にして、止まり木にいる客は、客同士でいつのまにか話をしたり、
時にはカウンターの中のバーテンダーとあれこれ話をしたりします。

古いバーならば、「競馬」ではなく「競馬という賭けごと」の話が出たり。
ぼくは、競馬は嫌いではありませんが、賭けごとの下世話さというか、下卑た雰囲気が苦手なのでそこには加わりません。

大きな声も、苦手なので、あまり大声を出しません。

でも、そういうこともあっていい。

ただ、僕にとっての「バー」は、独りで、静かにいられる場所なので、
バーテンダーとの問わず語りもほどほどに、
じっと、なにを想うでもなく、ひそやかに息をしながら酒を呑むのが好きです。

コレオスでは、久々に業界の動向を取材。あのバーテンダーはまた閉めちゃったよ、とか。
あの新地のバーボンバーのマスターは、息子に譲って、悠々自適らしい、とか。

大好きな、新地のあのバーテンダーさんは、今年、その店を任されて20年。しかし、NBAのタイトルは獲れなかったねえ。人が良すぎるから、とか。

そんな「仕事」話をしながら、でも、心弛む時でありました。

そうそう、最近、鬼に変身する機会が減っています。

ちょっと、20年ごしの彼女と熱愛中。

YAMAHA SRX600といいます。

でも、酒はやめられない。どっちを選ぶの、なんて言わないでくれよ。

どっちも、大切なんだ。

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2008年1月17日 (木)

喰っちゃうんだよなあ、ターツァイ

夕べの晩酒ごはんでございます。

パーティの為に買ったイカとアサリ。アサリは、知り合いからもらった貝柱入りXO醤で炒めようと思っていたのだが、念のために酒蒸しにしたら1/3くらい開かなかった。危ないので泣く泣く廃棄。

しかし、イカは炒めれば大丈夫である。

という訳で、ターツァイ。このでかさで150円だ。すばらしい。貧乏人の味方である。
どうだ、という立派さである。

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しかし、我が家の北京鍋では、この量は炒めきらなかった。中華五徳を載せてみたら、かえって火が弱いコトも分かった。だからほとんど炒め煮になってしまった。味は酒醤油とにんにく・葱でシンプルに(生姜見つからなかった。ごま油と紹興酒は品切れ)。

皿に盛りきれず、鉢に盛り込んだよ。写真は所長のルミックスなので、手ぶれぶれです。すいません。
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もうひとつは、XO.醤と三升漬を酒で延ばしたものに漬け込んだ岩手赤鶏。
これはオーブントースターで焼く。いや、良い具合に焼けてくれて絶妙な旨さである。
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で、おまけにマグロの山かけ。
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普通だと、山かけで酒を呑んで、他のおかずでご飯を食べるものだが、我が家は逆である。
というか、俺は長いも/山芋が大好きで、これは何がどうなってもご飯のお伴なのである。
小学生の頃、やせっぽちだった俺だけれど、山芋がおかずだと、他のおかずは食べずに、口のまわりをかゆくしながら、山芋だけで白飯3杯は食えた。

昨日は飯が巧く炊けた。でも、一杯だけ。

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その変わり、二人で6合くらい呑んじゃった。おかずが多かったから(^_^;)。

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いかんなあ。

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友だちは、いつでも来てよね、というとなかなか来ない

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先週の土曜日は、同居人の連載の撮影(ってボランティア(笑))。
sakuraという雑誌です。
本当は、ハンディのデジカメで良いらしいレベルなんだけど、一応、一眼レフ。
ただし、ストロボ立てるのは面倒なので天井の昼光色蛍光灯。だから色味が少し変です。
実際に使うときには若干色補正しないとね。

ああ、ハンディじゃない、一体型のストロボ欲しいわ。8万円くらいって言ってたなあ。
ボディもレンズもどんどん欲しくなる。
でも、プロの仕事じゃないからね、とりあえずは十分。

一足早い桜。撮影のために探したら、吉祥寺の花屋でちょっと高いこと言われたのだけれど、
何のことはない、西荻窪の西友に入荷していた。

後ろの絵は、マイミク・キンシオタニさんのポストカード4枚。

桜は2本買って、それを切ってワインクーラーに。

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このワインクーラーは、2~3本入ってしまうので便利。
日本のワインを出すときに重宝する。

もう何年か前、輪島の朝市の並びにある漆器屋さんで見つけたもの。
値段も高くなかったので、今となっては良い買い物だね。

ちなみに、後ろのポンコツの棚の上は梅です。
盆栽だよ(笑)。
東伏見さんにお参りに行ったときに買ってきたもの。
ストーブで暖かいから、もう満開です。今日辺りは散り始めている。

で、月曜日は、高円寺・ラスメニーナスの常連やスタッフとパーティ。

といっても、奴ら、呑むので、12本1万円のワインを取り寄せて(笑)。
なにせ、ラス目ニーナスのジョニーは呑むし喰う。

だから、ハードリカーはジンとウオトカを用意し、いざとなればミニスカウーゾもある。
澤姫の純米吟醸も一升瓶で用意し、焼酎は七夕の四郷瓶が半分以上残っている。
二階堂があるからダシ割りも作れるぜ、イェイ、と思っていたら、
肝心のジョニー、一緒に来るはずだった連れあいさんが頭痛と言うことで、
子供の世話をするために欠席。
子供のために、おもちゃとか、小さいバラの花束(ローザってなまえだからさ)とか、
遊ぶスペース作ったりしていたんだけれど。

というわけで、料理も少し縮小。
ジョニーが「どうしても食べたい」と言っていた雑煮は中止。
その代わり、脂で揚げずに、オーブントースターで焼いたおもちで、
高円寺龍家風「小雪ちゃん」(オリジナルは風神亭「雪とら」ね)モドキ。
なぜか、ウチのオーブントースター、お餅がせんべいみたいにさくっと焼けるので、
これが面白い食感だ。写真撮ってないけれど。

当日のゲストは、ラスの常連の日本人が男性一人、女性一人。英国人のアンディ・ザ・ダンディと日本に来たばかりのミシシッピ出身のブレイズ。だから途中でロバート・ジョンソンをかけたり。

そして、去年の結婚式のお祝いに、我が家と同じ、桐の米びつをプレゼントした仁さんと連れ合いさん。米びつは10kgの米が入るのだけれど、この二人は一ヶ月で10キロ喰うらしい。仁さんは夜、ラスメニーナスで働いているのに、ですよ。

最初はこんな料理でお出迎え。
パクチーが苦手かも知れないので、芹を使った春雨のサラダ。我が家の秘密兵器2品。
写真には無いけれど、神戸のちょっと良い店「わたる」のわたるちゃん直伝のトマトの焼いたん。これは絶品だった。でも、皮は湯むきしなきゃダメかなあ。

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んで、メインディッシュは、クリスマスにも食べた鶏の丸焼き。2羽。
実は、これは懐かしい、かしわ屋さんの丸焼き。焼き鳥のたれのようなものがかかっているヤツ。

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30代後半以上の方は懐かしい「アレ」です。

それをどうしたら旨く食べられるかということで、一工夫、二工夫。

見事にシノワ風味に変身して、みなさんに好評いただきました。

ほんとうは、これにアサリの豆鼓炒めとか、ターツァイのXO醤炒めとか、サブの料理を一杯用意していたんだけれど、みんなお腹いっぱい。

ワインはそれでも、泡が3本(1本、ロワールのビオが旨かった)、白が2本、赤が5本空いたのか。白以外はあまり安ワインに手を付けず。

そういえば、その前に買った12本8000円くらいのワインの1本があまりにもまずくて。
デュラレックスのコップでもダメだったので、デカンタージュして、AOCのテイスティンググラスで呑んで半分が限界だった。それを「料理用に」と3日間室温で放置していたら、化けていました。

酸こそはないものの、甘く優しい果実の香りと、落ち着いたタンニンで「結構いけるじゃん」っていうことになった。

でも、こういうワインは見極めが難しい。1日でへたれるワインも少なくない。

金曜日はキン・シオタニさんが来る予定。鍋にしようかな。

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2008年1月 8日 (火)

人日の節句 睦月なぬかの粥づくり と、ハムステーキ

七日を過ぎて、正月も終わりました。今年もだらだらと書いていきます。

でも、ごめんなさい。もう少しまじめにやりますね。

さて、今日は1月7日。

本来、七草粥は、中国の五節句のひとつ「人日(じんじつ」から来ているようで、この日は人を殺さず、ということで処刑もされなかったらしい。

ちなみに5日に友人が来て牛・豚・羊のしゃぶしゃぶをしてしまったから、「牛の日」である5日にそんなことをしてしまった俺は大罪人である。

七日には、本来「羮(あつもの)」を喰ったそうで、白菜が入ったしゃぶしゃぶの残りのスープに春雨を入れて食べるのはあながち間違いではなかったらしいのだが、同居人はどうもそれにあたったらしく、調子が悪い。

ま、それはそれとして、さっき近所の生協で七草セットが激安だったので買ってきて、今、七草粥を炊いている。野田琺瑯製のKAMADOという鍋は なかなか優れもので、粥も旨く炊けるが、最初に蓋をしないで炊くという点が面白い。これは普通のご飯もそうで、「湯炊き」ともまた違う方法だ。沸騰させ、 米の対流をさせつつ水分を飛ばし、重い蓋をして最後に炊きあげる。

Kayu_4

そんなことを、七笑をちびちびやりつつ楽しんでいるので、とうぜん体に良いわけもなく。同居人も食べられるかどうか。

俺は母親の料理の記憶はあり、好きな料理、懐かしい料理もたくさんあるのだが、いまさらに考えてみても、つくづく裕福ではなかったのだなあと思う。

生まれた「時代」が違うのだから、同居人と食べたものが違うのは分かるが、手作りのケーキも、自家製のスープも食べていない。塩鮭は十条の乾物屋で買っていたのだが、いつも「しっぽを買ってこい」と言われた。

その方が旨い、というのもあるだろうが、主に「身が多く、経済的である」というのが理由だろう。

里芋の煮っ転がしも、鼈甲煮のような、とろんとあまいタレのように煮たものだし、ジャガイモもやはり醤油と砂糖で煮てあって、にんじんやましてや絹さやなど入ってはいなかった。

日曜日の朝食の定番は、素焼き蕎麦か魚肉ソーセージ入りの焼きそばで、野菜は入っていない。しかも、酢をかけて食べた。あるいはトーストで、バターは塗るが、なぜか卵は醤油入りの炒り卵だ。

今でも大好きだけれどね。でも、やはり貧しい。

けれど、父親が晩酌を欠かさなかったおかげで、おこ ぼれには与っている。

清酒は白雪と決まっていて、だいたいはマグロの刺身、と言っても切り落としのようなものだった。ビールはキリンだった。ウィスキーはどこかでも らってきたダルマことオールドで、自分で買うときは角かなんかじゃなかったか。洋風のつまみは、たいていは乾きものと、サラミ。あの、堅い方のヤツだ。今 でもサラミは堅くないと許せない。

一番のごちそうは、プロセスチーズとロースハムだ。ロースハムの、あの白い脂身の巧さといったら。

ウィスキーの時は、父親はコークハイと呼んでいたが、ウィスキー&コークだったので、500mlのちょっと大きいボトルで2杯呑むと、少しだけ余 る。それを、姉と分け合って飲みながら、ロースハムを1枚か2枚だけ分けてもらう。父親は運転手だったから、日曜日には必ずガソリンスタンドでの洗車につ きあって、そのときには180mlの、ウェストがくびれたコーラの瓶を独り占めできたのは姉には内緒だ。当時のスタンドには、必ず縦にガラス窓が開いてい る冷蔵機が置いてあった。たぶん自動販売機ではなく、スタンドの兄ちゃんに金を払ったのではなかったか。王冠は、その冷蔵機に備え付けの栓抜きで抜いたけ れど、赤くペンキで塗られた鉄製の作業台の端でスタンドの兄ちゃんが器用に抜いているのを見て、格好良いなあと思ったのを覚えている。

そんな貧乏な家だったが、たまには天の恵みがやってくる。

父親が働いていたのは、日産系の商社らしく、台湾からパイナップルやバナナ、肉でんぶなどがやってきたことがあるし、お歳暮には毎年必ず「ハムの人」がやってきた。

かたまりのハムである。

巨大なマンガ肉である。

ギャートルズでもこうはいくまい、子供心に胸躍った、かたまりの肉である。

それを分厚くスライスして、ステーキにする。

ソースは、もちろんケチャップとウスターソースを混ぜたもので、ガルニもたぶん茹でただけのニンジンとかそんなものだったと思う。

胸を張って「大物」と言えたハムは、4人家族の為に切ると意外に薄く、おそらく1センチくらいじゃないか、せいぜい1.5センチだ。

それでも、年に1度か2度のハムステーキは、それはそれはごちそうだった。

そのハムステーキを、同居人が食べたことがないというので、年末に買い物に行ったときに、固まりのハムを買ってきた。上等の牛肉に比べれば安い。黒豚と同じか、少し安いくらいの値段である。

それを半分に切り、厚さはおよそ2.5センチ、いや3センチくらいかな。

もう大人なので、茹でたキタアカリを半分に切り、その切り口を油に付けるように、オリーブオイルで焼き目を付ける。一緒にプチトマトも焼く。蓋をしているから、焼くと言うよりブレゼみたいになる。

Hamu01_2

きちんと「ニッポンの洋食」、というならばにんじんを俵に切って、白ワインと少しの砂糖、ローリエと塩、白胡椒でグラッセしたり、ポテトは二度揚げにしたりするが、そこは家庭の洋食と言うことで。

ソースは、酒ごはん研究所らしく、フランベしたブランディだ。バターは使わず、オリーブオイルでじっくり焼いたフライパンでのフランベ。換気扇まで炎があがるから、火災報知器があるところでやってはいけない。

Hamu02_2

一緒に、サラダ。これは、もうマカロニサラダしかない。茹でたニンジンの銀杏切りとキュウリのスライスを入れ、松田のマヨネーズと塩胡椒、ヴィネガーを少し加えて、隠し味は蜂蜜である。

Makaroni_2

本当は、ポタージュがあると良かった。インスタントしかないのでパス。

で、バゲットもあったが、それは避けて、白飯。ナイフでフォークの背にのせて食べるのだよ。しかも、食べる前に塩を振るのだよ。ふふふ。

ちょっと分厚すぎて堅かったけれど、これはこれでアリだなあ。

雑誌で、ニッポンの洋食の特集をすると売れる。

これは、団塊の世代から、30代半ばまでの日本人が「初めて知った西洋の味」はたいていが「ニッポンの洋食」だからである。

俺は、ハンバーグもロールキャベツも得意だ。ハンバーグは、醤油とにんにくと粉チーズがきいたソースで、和風だが独特である。最後に赤ワインでフランベして、生クリームで仕上げる。ロールキャベツはトマトソースで煮込む。どちらも日本人好みだが、それはそれで面白い。

デミグラスソースなんて、洋食の「命」ではない。鰻だって、焼き鶏だって、代々続いたタレも旨いけれど、そうじゃないタレだって旨い店はある。

でも、なんだか作っていて、しみじみと切なくなってきたよ。

ああ、これは俺のルーツの味だなあ。

母親は、まだ生きているが、本当に料理がへただったなあ。

そして、俺の家は、貧乏だったなあ。

小学6年生。栃木で、両親が離婚して、母親の実家に行ったときに、転校先の小学校で「離婚したくせに」とからかわれた同級生を、学校中、1時間、モップを持って追いかけ回したことまで思い出しちまったよ。

俺は、ケンカは嫌いだ。泣き虫だし。そのときも泣いていたし。

でもあのときからだ。

おれはケンカをしたら、誰にでも勝てる、と思った。

手段さえ選ばなければ。

でも、手段を選んだから生きているんだろうな。こんなろくでなしでも。

さあ、粥が炊きあがった。

塩を加えず、大根と蕪は食感を残して。

青菜立ちは刻んでいると良い匂いだ。それを殺さぬようにざっくりと刻み、最後の蒸らしで、今、加えたところだ。

命の匂いがする。


   


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2007年11月29日 (木)

カニカニカニの季節でんな

久々の更新で、またまたすいません。

mixiで日記を書いたりはしているのですが、このところ食べ物関連の仕事をあまりしていないのと、外呑みも少し控えているので、なかなか書くことができませんでした。

でも、少しがんばろう。

10月はとあるWebの原稿を書いたり、とある自動車メイカーのオーナー向け会報誌の仕事をしたりで、日本中を飛び回って
いました。青森から福岡・小郡まで、鍋の取材です。

鍋は気軽な食べ物で、我が家でも忙しいときは鍋、となります。

秋口に毎年食べるのは、鴨と松茸の鍋。これが鍋シーズンのスタート、ということもよくあります。今年はその前にピェンローを食べましたけれど。

本当は天然の真鴨や尾長鴨が美味しいのですが、猟期には遠く(たいていの地域では11月中旬が解禁でしょう)、合鴨や、養殖真鴨を使うことが多いのです。

松茸も国産……と行きたいところですが、今年はものすごく高いこともあり、先日食べたのは韓国産。終わりの時期だったので、なじみの居酒屋・西荻窪「しんぽ」のご主人にお願いして、市場で買ってきていただきました。
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すごい大きさで、一日で松茸を食べきれませんでした。

じつは野鴨のがらで取ったスープ(これは所長の仕事の関係で、ストックしてありました)があったので、それを吸い口より少し淡めの味付けにして、手で裂いた松茸と鴨のスライス、そして水菜だけ。

いや、実に酒が進みます。

味を調整するために、柚子胡椒を使ったり、自家製の三升漬けを使ったりします。

ちなみに、我が研究所の勝手に公認柚子胡椒は、湯布院の「さめじま精肉店」のものです。赤と青があり、それぞれ特徴があるので、使い分けています。

ただ、最近は柚子胡椒の登場回数がちょっと減りました。というのも、青森名産の三升漬けがあまりにも旨いので……。

柚子胡椒は、もうずいんぶん昔から使っているのですが、この2年くらい、飲食店でもブームになっていて、うんざりしていることもあります。なんでも柚子胡椒使えばいいってものじゃありません。食材や料理との「出逢い」があります。


三升漬けは、南蛮(生の青唐辛子)と麹、醤油を1:1:1の比率で漬け込むもので、簡単ですから自家製をおすすめします。青森に行くといろいろ売っているのですが、東京で、青森の物産を売っているところは少なくて、売っていてもにんにくを粒ごと漬け込んだものなんかがほとんどなんですね。

青森は田子のにんにくが有名ですからそうなってしまうのでしょうが、これは調味料としては少し使いづらいのです。

よく「3か月くらいでできる」と言われますが、我が研究所では、半年以上かかりました。

今年は、鍋を何回食べるだろう。なにせ、鍋好きですから。

ところで、今日、こんなプレスリリースが届きました。

カニの季節ですねえ。松葉蟹。

ありそ亭は、三国の海岸沿いにある旅館「有磯亭」のご主人が東京・青山に出されたお店。今の季節は松葉蟹が美味しくいただけます。

松葉蟹検定、受けてみたいけれど、仕事が忙しくて無理そうだなあ。

松葉蟹、食べたいなあ……。

というわけで、引用だけして食べた気分になります……。しょぼぼん。

報道関係者各位                     2007年11月29日
プレスリリース                     福井商工会議所

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       第1回「越前カニ検定」受験申し込みスタート
         受験料3万円、日本一高額なご当地検定
  検定後には「越前がに」が堪能できる合格?残念?パーティーも開催
======================================================================

福井商工会議所(所在地:福井県福井市、会頭:江守 幹男(日華化学株式会社
会長)は、日本を代表する冬の味覚「越前がに」を題材にした
「越前カニ検定」を来年1月に東京にて実施致します。昨今、全国各地で
ご当地検定が実施されておりますが、この「越前カニ検定」は高級食材の名
に相応しく、受験料3万円はご当地検定としては日本一高額なものとなって
おります。
試験結果は当日発表され、結果発表後には「合格&残念パーティー」を開催
する予定です。パーティーでは「越前がに」はもとより福井の地酒をあわせ
てご堪能頂きます。
また、合格者にはセレブの証?として「越前カニ検定合格ストラップ」を
授与致します。

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■「越前カニ検定」の特色■
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・受験料3万円、日本一高額なご当地検定
・検定終了後には「越前がに」と福井の地酒で合格&残念パーティー開催
・合格者にはセレブの証?「越前カニ検定合格ストラップ」を授与
・越前ガニ博士 今攸(こんとおし)先生のカニ講座と正しい蟹の食べ方も
 解説

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■「越前カニ検定」の概要■
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1.日時
平成20年1月12日(土)16:00~19:00
※受験申込期間:11月26日(月)~12月14日(金)
2.会場
検定会場     :ふくい南青山291 2階多目的ホール(03-5778-0291)
合格パーティー会場:日本料理 ありそ亭(03-5466-5820)
(両会場とも東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内)
3.スケジュール
1月12日(土)    :16:00~16:30 越前カニ検定試験(30分)
          16:30~17:00 越前がにの解説 (30分)
          17:00~19:00 合格&残念パーティー
4.受験料     :3万円(税込み)
5.定員      :30名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)
6.申込方法    :受験を希望される方は下記の申込・問合せ先まで
          ご連絡下さい。検定要綱、受験申込書、テキストを
          送付させて頂きます。
■受験の申し込み、お問合せ先
福井商工会議所 地域事業課 〒918-8580 福井市西木田2-8-1
TEL  : 0776-33-8253
FAX  : 0776-36-8588
E-mail: jigyou@fcci.or.jp
URL  : http://www.fcci.or.jp/echizenkani/kentei.html
7.その他
福井商工会議所ホームページ( http://www.fcci.or.jp/ )にて
「越前がにQ&A」を公開しており、検定問題はこのなかから出題されます。
また、ホームページでは「福井市近郊で『越前がに』の食べられる店」も
あわせて公開しておりますので、ぜひご覧下さい。

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■「越前がに」について■
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福井の冬、日本の冬の味覚を代表する「越前がに」漁が11月6日午前0時に
解禁され、三国港をはじめとする福井県内の漁港は、水揚げされた
「越前がに」で連日賑っております。
「越前がに」は雄のズワイガニのことで、ズワイガニは水深200m~300mと
冷たい水でしか生息できません。従って、越前海岸沿岸の厳しい環境は、
逆に「越前がに」の最良の生息場所であり、その結果、最高の海の恵みが
もたらされています。福井県には数多くの特産品がありますが、そのなか
でも「越前がに」は高級ブランドとして全国での認知度は飛び抜けており、
例年、この時期には「越前がに」を求めて全国各地から多くの観光客が訪れ
ております。日本各地では様々な種類の蟹が採れますが、「越前がに」こそ
が「日本最高峰の味」と自負しており、一人でも多くの方にぜひ冬の福井に
お越し頂き、この至福の味をご堪能頂きたいと思います。

** 本件に関するお問い合わせ先 ****************************************
福井商工会議所 地域事業課(担当:木下・高見・嶋田)
〒918-8580 福井市西木田2-8-1
TEL  : 0776-33-8253
FAX  : 0776-36-8588
URL  : http://www.fcci.or.jp/
E-mail: jigyou@fcci.or.jp
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2007年9月 1日 (土)

静かに冥れ

ご存じの方も多いが、ウィスキーの伝道師・マイケル・ジャクソン氏が亡くなった。

歌手のマイケル・ジャクソンではない。

おそらく、多くのウィスキー愛好者やバーマンたちにとっては、規範となりうるべき方である。
マイクロブリュワリーを広めた方としても有名である。

mixiをはじめ、あちこちで「歌手のマイケルジャクソンではなく」と書いてあるのは、もちろんウィスキー好きやバー好きでなければ知られないだろう、歌手と同名の「マイケル・ジャクソン」であるからだからであり、そこにはきちんとリスペクトがある。

しかし、そこにRESを付ける人間の「釣られました」「(笑)」という書き込みのなんと多いとこか。

そういう奴らは、二度とウィスキーも、ビールも飲むな、と言いたいくらいのリスペクトのなさである。

日本の酒飲みとして、そういう人間があまりにも多いことが嘆かわしい。

本人は、やり残したこともたくさん在るであろうが、酒をこよなく愛し、酒のために生き、そして逝った男に対して、安らかに冥れ、という気持ちがわき上がってくる。

Rest in peace, Mr. Jackson.

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«変貌を強いられる「銀座」という街(そうとう剣呑)